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とりあえずジュネーブをうろうろしてます。
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乾燥肌で困っている。

ジュネーブに来て以来、モイスチャー・クリームが手放せないばかりか、身体中に油脂を塗ったくっている。身体中が痒い。

風呂で踵(かかと)を触ると、ひび割れを感じた。これは人生初のこと。台所から使わなくなった鮫肌のわさびオロシを持ってきて、湯船の中で踵を擦る。バスケをやっていた高校時代に踵の皮をカッターで削っていたあの頃には起きなかったこと。踵の皮の厚さは1cm以上だった。まじめにやるとバスケも過酷なスポーツだ。

拙宅からは2面のバスケコートを見下ろす。

このところ、雪や雨でコートは濡れっ放しだ。プレーする者の姿を見ない。

それでも、洗濯モノはよく乾くし、乾燥肌は止まらないし、喉はいがらっぽくなり易い。

ジュネーブはもはや4月間近だけど、東京の2月と言えば、呼吸が苦しくなるほどの乾燥を感じることがよくあった。

ジュネーブの乾燥は年がら年中だが、それほどの乾燥ではないかもしれない。

レマン湖もあるし、河川の水流は日本と同じくらい速いし、最近は雨が多いのでジュネーブは濡れているはずだ。

しかし、子供のころから出来たことのなかった指のアカギレ。

これをどう説明するか。カマイタチ?

PC叩いて出来るわけないしなあ。

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ノーベル平和賞を一番最初にもらったヒトはだーれだ?

と聞かれると不思議に答えを躊躇してしまう。

赤十字社を創始した人物でもある

とヒントを与えられると、やっぱりそうか、と思う。

さらに、表題のように赤新月と言うと何のことだか判らなくなるが、

赤十字・新赤月社連盟と言うと、ちょっと判ったような気になるものの、やはり心の中に?マークは残る。

イスラム諸国では、十字軍を連想するという理由から、赤十字社は新赤月社という名称で赤十字社と同じ活動をする。

ここら辺の話には当時の人々の業が感じられる。

赤十字隊員たちは「国境なき医師団」のように、どんな国であっても紛争地や戦地や災害地に出向いて緊急援助を行う。

でも、イスラムの国々は「うちはいいよ。赤十字軍に助けられたくない」と言う。

「我々は十字軍じゃない。人道主義の立場から不偏不党の救助活動をしているだけだ」

「でも、我々イスラムが赤い十字のシンボルを受け容れられるわけはないじゃないか」

「じゃあ、名前とシンボルを新月に変えるので、アナタの国の中で救助や援助できるように我々の入国を認めてくれ」

「なら、いいかなあ」

ってな具合。

人道主義ってのはとても基本的なもののように聞こえるけど、その実人間を中心としているわけで、環境には良くない考え方という意見もある。 そこで、「待てよ」と人道主義を考えてみると人の道ってなんなのさ、という気付きがある。

フィランソロピーというと篤志家、チャリティという類の博愛行為を伴うが、いつの間にか人道主義はそこら辺に近づいてしまっている。その辺りにはキリスト教の宗教色が強いような気もするが、気のせいだろうか。人権ってのは、最近になって湧いて出た権利意識で、それはやはりあらゆる生命権に相対してしまうような気もする。

ジュネーブってのはいろいろなことを考えさえてくれるところだ。

そういうことを考えながら、国際赤十字・新赤月社連盟博物館内を巡ってみた。

惜しむらくはボランティアによる日本語音声ガイドの女性は北関東の言葉を使っていたので、期待していた標準語のイントネーションとは異なるために、理解や反芻よりも聞き取りに気を反らされたこと。でも、男性はほぼ完璧で、声質は男女ともに良かった。

いずれ、拙声でボランティアしてやろうか。


司馬遼太郎の著書を思い出させるタイトルになってしまった。と言って、大仰な内容ではない。

しばらく更新できなかった理由は、イースター期間中で来客が多いこと、子供たちと過ごすことで時間を取られているからであって、ネタがないわけではない。3台あるPCの占有状況も4名+αではけっこう手一杯。そういう時は真夜中に使えば良さそうなものだが、最近はどうも体調が良くない。早く寝てしまうので、春のセンバツ高校野球さえ観られない状況。

さて、2008年のジュネーブのイースター期間はと言うと、かなり寒い。実はイースター以前には昼間はコート無しでいいほどの陽気だったのに、最近はときどき吹雪くほどのジュネーブである。こういうつまらないことを書いておくのも備忘録としては重要な機能。来年の今頃に読み返して、昨年はこうだったから、と何かしらの判断材料にする。

イースター期間だから出来ることもあるのだが、この寒さでは大したことも出来ない。雪もすぐに溶けてしまう中途半端なモノなので、山に行くのもどうか。雪道を歩くだけってのはただ疲れる。坂道は滑りたい。そうなると、やはりノルディック(クロスカントリースキー)がいいかな、ということになる。

今年は昨年よりもマシだったそうだが、かなりの雪不足でもはやシーズンオフ間近。近隣の人々は週末ともなれば、明るくなる前に起きて来て、身支度を整え自宅から30分、あるいは2時間以内のスキー場でひと滑りして、夕方は自宅でまったりするというパターンらしい。

マンション郡の中に埋もれて生活していると、多くの家がそういうライフスタイルを送っていることがよく判る。なにしろ昼間はどこの家にも人の気配がない。やはりここは遊びそのものがゾートが生活に組み込まれた国らしい。

さて、今日はアウトレットへ。


至るところでバスケのコートを見かける。

プレイしている子供たちもけっこう上手。何を隠そう、拙のスポーツは野球でもなければ、陸上でもなく、バスケの経歴が最長。

と言って、長ければ上手いということではなくて、若い頃のスポーツはけっこう力任せだった。 そういうのは技術がないから後年に応える。

まず、若い頃は技術を磨くべきだ。磨いてもなかなか光らないことがあるけど、磨いていれば必ず光って来る。しかし、磨きすぎてダメになったら次のことを考えなくてはならない。

英国人である息子はラグビーでまずその障壁にぶち当たった。もうラグビーは生涯やれない。今後はサッカー、クリケット、そしてホッケーで生計を立てることを考えている。

先日はフェドラーが子供のころに練習していたテニス倶楽部を見る機会があった。設備のよく整った最高の設備だ。東横線から田園コロシアムを眺めては、「ブルジョアめ」と毒づいていた記憶が甦る。

聞いたところでは、英国同様に15歳くらいまでがスポーツ選手としての最初の試練らしい。それはある意味で日本と同じだ。もちろん、その後に開花していく選手もいるが、興行主たちは短気である。

ところが、妙なことに英国でもスイスでも14,5歳で社会に参加する洗礼を受ける。

キャリアズ・フェアと言われる就職相談があるのだ。

ちょと早すぎやしませんか?

日本ならば、女子はブラジャーをつけるころ、男子は性的妄想で頭いっぱい。

この時期に一挙に「大人になれ」と?

世の中ってそんなに余裕がないものかな。日本人はいつまでも子供だと言われるけど、別に無理に大人になんなくてもいいんじゃないの?

ま、運動選手で食べていくのなら、早熟が好まれるのも判るけど、晩熟の好選手のほうが多いような気がする。









英国やヨーロッパでは、ハマチなどの輸入養殖魚の入手はなかなか困難なのだそうだ。

 

ロンドンで和食レストランの経営に携わるL君が教えてくれた。

 

輸入するのなら、EUの検疫基準に適合させるため、真空パックされたものになるので、通関にも手間と時間を要するので高価となる。

 

ジュネーブから毎週行く市場はフランスにある。鮮魚は豊富だが、野生種につけ、養殖種につけ、殆どがフランス国内で水揚げされたものであり、ハマチのような養殖魚はそんなフランスでも入手が困難なことが彼の話で判ってきた。

 

養殖魚をフランスに輸出するとなるとEU仕様になるので、無理からんことだからそれはよく判るものの、フランス漁船に天然のハマチやブリは引っ掛からないものなのだろうか?

 

そういえば、フランスの魚市場では安定供給されるものとそうでないものとがある。鮭、舌ビラメ、レマン湖で採れるペルシェなどは養殖ものだからいつも店先に置かれてる。鯵と鰯は種類を違えるものの、なんとか常時置かれている。

 

一方で、カツオなどの遠距離回遊魚はあったり無かったりする。でも、マグロはある。まあ、カツヲをさばくのは難しいから、人気もあまりないような気がする。いつか天然ハマチにお目にかかることもあるかもしれないが、外道(目的外の魚獲)の場合は値段も安めになるので、魚屋も安めに設定してくるんではないだろか、とひそかに楽しみにしている。

 

英国のしょぼい魚店と比べ、ジュネーブ近辺にはタラなどが店頭に少ないのは英国人のように何でもバター(てんぷら)で包み、魚の味を損なわせて食べることをフランス人が好まないからだろう。拙もフィッシュ&チップスを美味いと思ったことは一度も無い。ここは良く知られているから、有名だから、と言われて食べてみてもすべてダメだった。美味いわけが無い…のかもしれない。英国人は本当に悪食だ。美味いもんでも一度ダメにしてから口にしたいらしい。英国に美味いものはたくさんあるのに、それらの多くは隠れたままである。隠してしまったのは英国人本人だ。彼らには食を楽しもうという意識が足りない。おいしいものの発掘には、地方のレストランかテレビのセレブシェフに頼るしかないのだろうか。安く美味くするには、情報と自分に頼るしかない。

 

話が脱線した。

 

ジュネーブ生活の拙が入手する刺身用魚類のうちでもハマチだけはスイス国内で購入する。いや、たぶんヨーロッパ内ではスイスでしか購入できないのだろう。なぜなら、スイスはEUに参加していないので輸出入の基準がEUとは異なるのだ。

 

中卸に行くとL君の言葉とは違ったカタチで搬送されてくるのが判る。もちろん真空パックではない。パーシャル冷凍方式とは半冷凍と言えば良いのだろうか。そんなやり方でひとつの発泡スチロール箱に4匹ほど入っている。養殖ものらしく、全部同じ4キロ程度の大きさだ。やはりここはEUとは違う。ハマチはスイスに限る?

 

 

 

 

 

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