とりあえずジュネーブをうろうろしてます。
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家の中では常時半袖なのはスイスでの定番のようだ。
暖房効きすぎである。
どんなに調節しても家の中が暖かいので、うっかりと薄着で外に出ようものなら、立ちどころに凍りつく。一歩も動けなくなる、と言うのは大げさでもない。英国の寒さとは種類が違う。股引が欲しくなる。皮のズボンが離せなくなる。重ね着も必至なので、出かけるのに時間が掛かる。気づくと、全身皮製品で黒く光る男が鏡の前に立っている。寒さに負けたホンコンやくざか。
冬の遊びと言えば、スキー。これもウェアや備品を揃えるとどうなるのか。引越しで物入りとなり、そこまで費用が回らない。そのスキー場に行くにはスノータイヤが要る。半年間は使うということで、2年しか持たないそうだ。必需品と皆言うが、拙はスキーに行く気はない。雪で大怪我をしてからトラウマになっているのだ。でも、走行する場所によっては警察官に「スノータイヤ履いているか」とチェックされることもあるそうな。履いてなければ、罰金ということもあるまいが。あったら、おーまいが。
町並みも冬支度というか、クリスマス支度。小さな村でもクリスマスライトが点灯する。暗くなればキレイだが、小規模の明かりであるため、残念ながら画像は撮れない。これからはクリスマスデコレーションの撮影をあちこちでして行きたいものだが、どうなるかは疑問。なぜなら、年末年始に掛けて、公のイベントが多い。天皇誕生日も近いしねぇ。
この季節、クリスマス期間は日本には関係ないので、仕事柄コネクションが困難になる。クリスマス当日や翌日のボクシングデイに仕事の依頼が来る。その頃の拙はプライベートに従事していて、仕事が出来ない。そして、自由になるのが年明けごろ。しかし、今度は日本が休みに入る。こうなると、12月23日頃から1月4日ごろまではまったく仕事がし難くなる、という具合だ。でも、毎年家族や親類の閑談を横目に、拙一人が仕事をすることになることも事実。そうならないように、出来るだけ前倒しに仕事をしておく必要があるので、それも拙ならではの冬支度である。
さて、ジャパニーズ・フォンデュ(寄せ鍋)の準備でもするか。イワタニのホースノンの値段が高い。

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ヨーロッパ全国的に国民哀悼記念日でした。
ジュネーブでは市内各所の連隊がレマン湖畔のモンブラン通りに集結し、Mon Repos公園まで行進をしていました。
行進と言っても、ロンドンのホワイトホールを終日貸し切りにしてしまうほどの壮大さではありません。地元青年団みたいな自衛団の人々が集って行進するのです。
同じジュネーブ市内でも、所属機関によって、ずいぶんユニフォームも異なります。バイキングみたいな格好の人たちもいて、仮装行列の感は否めません。あいにくそういう人々の撮影が叶いませんでした。後から後から話しかけられるので、撮影どころではありませんでした。

司祭、スイス軍関係者、そして政治家。真ん中の紫のマフラーの御仁はグリーン党党首です。今後、この人を日本のメディアに出すのが拙の仕事。

行進はこんな感じ。

敬礼しているのはジュネーブ連隊の総長。

このトラックが運んできたのはマルド・ワイン。暖かくて美味。いい赤ワインもあるじゃん。

こういったコスチュームの撮影が出来ませんでした。地方色満載なんですけどね。

地元の名士も行進に参加。この人物は英国商工会議所会頭。今後の拙のビジネスコンタクト。

本日気になったのはこれ。このフェザーは何を意味するのか?これは敗残兵、逃亡兵を揶揄するときに使われるフェザーの習慣のようにも見えます。アレンジは外注だったそうで、英国総領事館側はなんとなく気分を害した様子。単なる誤解に落ち着かせてしまうのが、英国流事なかれ主義。たぶん、そういう措置になるでしょう。それにしても、英国らしさのない花束でした。

ジュネーブでは市内各所の連隊がレマン湖畔のモンブラン通りに集結し、Mon Repos公園まで行進をしていました。
行進と言っても、ロンドンのホワイトホールを終日貸し切りにしてしまうほどの壮大さではありません。地元青年団みたいな自衛団の人々が集って行進するのです。
同じジュネーブ市内でも、所属機関によって、ずいぶんユニフォームも異なります。バイキングみたいな格好の人たちもいて、仮装行列の感は否めません。あいにくそういう人々の撮影が叶いませんでした。後から後から話しかけられるので、撮影どころではありませんでした。
司祭、スイス軍関係者、そして政治家。真ん中の紫のマフラーの御仁はグリーン党党首です。今後、この人を日本のメディアに出すのが拙の仕事。
行進はこんな感じ。
敬礼しているのはジュネーブ連隊の総長。
このトラックが運んできたのはマルド・ワイン。暖かくて美味。いい赤ワインもあるじゃん。
こういったコスチュームの撮影が出来ませんでした。地方色満載なんですけどね。
地元の名士も行進に参加。この人物は英国商工会議所会頭。今後の拙のビジネスコンタクト。
本日気になったのはこれ。このフェザーは何を意味するのか?これは敗残兵、逃亡兵を揶揄するときに使われるフェザーの習慣のようにも見えます。アレンジは外注だったそうで、英国総領事館側はなんとなく気分を害した様子。単なる誤解に落ち着かせてしまうのが、英国流事なかれ主義。たぶん、そういう措置になるでしょう。それにしても、英国らしさのない花束でした。

この時期、英国ではポピーの花を模した造花を胸に挿します。それは国民哀悼の日に戦没者たちに捧げる標でもあります。
昨日の土曜日は第一次大戦と第二次大戦の戦没者慰霊祭がスイスのヴェヴェイで行われました。
本日、日曜日もジュネーブで違った形式で行われる予定です。
昨日、拙は風邪でこの慰霊祭に参加できなかったのですが、
聞いたところでは、第二次大戦でかなり多くのオーストラリア人とニュージーランド人がスイス上空で戦死しているとのことです。
とても意外な話ですが、連合国軍が兵士を空輸中に中立国のスイスに領空侵犯したために迎撃されたという事件はけっこう多かったそうです。
スイスではドイツだろうが、イタリアだろうが、連合国だろうが、関係なく火の粉を振り払っていたようです。
こんな話を在スイスの英国人ご老人たちから聞けるのをすごく楽しみにしていたのですが、発熱を伴う風邪で彼らにうつしてはなりません。80代のご老体ですから、この風邪をきっかけに、「日本人に殺された」と言われたら心外であります。
体調が戻りつつあるので、本日の慰霊祭には行こうと思います。
でも、最近は朝晩、零下まで気温が下がるんですよね。周囲の山々もすっかり雪景色です。
そういえば、昨年最も寒かった日は11月10日だったそうです。
今冬のさむーいスイスはまだまだまだ続きそうです。

昨日の土曜日は第一次大戦と第二次大戦の戦没者慰霊祭がスイスのヴェヴェイで行われました。
本日、日曜日もジュネーブで違った形式で行われる予定です。
昨日、拙は風邪でこの慰霊祭に参加できなかったのですが、
聞いたところでは、第二次大戦でかなり多くのオーストラリア人とニュージーランド人がスイス上空で戦死しているとのことです。
とても意外な話ですが、連合国軍が兵士を空輸中に中立国のスイスに領空侵犯したために迎撃されたという事件はけっこう多かったそうです。
スイスではドイツだろうが、イタリアだろうが、連合国だろうが、関係なく火の粉を振り払っていたようです。
こんな話を在スイスの英国人ご老人たちから聞けるのをすごく楽しみにしていたのですが、発熱を伴う風邪で彼らにうつしてはなりません。80代のご老体ですから、この風邪をきっかけに、「日本人に殺された」と言われたら心外であります。
体調が戻りつつあるので、本日の慰霊祭には行こうと思います。
でも、最近は朝晩、零下まで気温が下がるんですよね。周囲の山々もすっかり雪景色です。
そういえば、昨年最も寒かった日は11月10日だったそうです。
今冬のさむーいスイスはまだまだまだ続きそうです。

ハローウィンはスイスでも一般化しています。

元々アイルランドのお祭りであることはご周知の通り。
アメリカのプロパガンダを経て、世界に広まりました。
ジュネーブは国際都市ですから、始まりも早かったのかなあ、
と思ったものの、やはり20年前は誰も関心なかったそうです。
プロパガンダの力は大きいですね。
本来の意味は薄れて、楽しい部分だけが支持され、
デフォルメされる。
ま、日本の祭りと同じですね。
我々の殆どがその意義や意味を知らないで、
浴衣の女性を眺めては、
「日本の祭りはいいなあ」
と勝手に感慨に耽っている。
だから、祭りとして成り立つのかもしれない。
今、ジュネーブもイルミネーションのお祭り期間です。
そのうちレポートしませう。
それにしても、ハローウィンの使者たち、

怖いどころか、カワイ過ぎる。

元々アイルランドのお祭りであることはご周知の通り。
アメリカのプロパガンダを経て、世界に広まりました。
ジュネーブは国際都市ですから、始まりも早かったのかなあ、
と思ったものの、やはり20年前は誰も関心なかったそうです。
プロパガンダの力は大きいですね。
本来の意味は薄れて、楽しい部分だけが支持され、
デフォルメされる。
ま、日本の祭りと同じですね。
我々の殆どがその意義や意味を知らないで、
浴衣の女性を眺めては、
「日本の祭りはいいなあ」
と勝手に感慨に耽っている。
だから、祭りとして成り立つのかもしれない。
今、ジュネーブもイルミネーションのお祭り期間です。
そのうちレポートしませう。
それにしても、ハローウィンの使者たち、
怖いどころか、カワイ過ぎる。
