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とりあえずジュネーブをうろうろしてます。
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7月14日午後10時半、

ジュネーブを囲むフランス国境沿いからどんどん打ち上げ花火が上がっている。

そ、この日はフランス市民がバスティーユ牢獄を襲撃したフランス革命勃発の日なので、

花火も勃発するのである。

この日はメリケン国なら7月4日の独立記念日、

エゲレスならQBPと言われる女王陛下の誕生日

に相当するわけで、共和制や王制の違いも面白い。

この日は昼から、在寿府フランス代表部と代表大使公邸で、

夕方はレストランを借り切って、フランス総領事のレセプションが開かれた。



在寿府フランス総領事のスピーチ。

ところで、バスティーユとは牢獄を意味する普通名詞であって、特定するとパリのバスティーユ牢獄になるということだ。襲撃したけど、中には政治犯はいなかったというマヌケな話もある。

フランス革命の締めくくりとも言えるルイ16世の処刑と言えば、サンソンという死刑執行人の話も有名だろう。確か、彼について書かれた本は世界中でベストセラーになったことがある。

ルイ16世の生首はその後塩茹でにされ、耳とか目玉とか、いろいろなパーツにされて、人々に分配されたということで、それらがホルマリン漬けになって現在も尚どこかに残っているという話を聞いたことがある。その人々にとって、「フランス最後の王」を身近に感じたかったのかもしれないが、この話が真実だとすると、200年前というのはけっこう蛮性の残された社会だったのかな、と思ったりした。

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過去のブログ「英国と暮らーす」でも、この時期は必ずウィンブルドンがテーマになった。そのスペースでも既に楽しみ方を披露してきたが、いくつか補足しておくこともある。

 

1)まず、全日程12日間のうち、最も見応えのある日は第7日目。

 

この日は既にベスト16になっているので、どの試合も充実していて、ワンサイドゲームが少ない。日曜を挟んでいるので、選手の疲労もある程度回復しているから、プレーにもメリハリがある。この日以降は、徐々にゲーム数は減る。ジュニアのゲームも観ていて面白いので、彼らを観たければ、最終日まで通う価値もある。メジャーに参加したばかりの将来の有望な選手を発掘しておくのも楽しい。発掘という意味では、第一週の初日から3日間が最高。拙にとって、シャラポヴァやハンチュコヴァはそういう選手。男子ではアンチッチかな。

 

 

2)センターコートやNo.1コートのチケットは要らない。

 

早朝から並ぶ。でも、うまく列に入れば、2,3時間の待ち時間で済む。到着の目安は8時半ごろ。コートには近くのホテルなどから歩いて来る選手もいる。サインをねだったら快く引き受けてくれたのは、ダブルスで有名なカーラ・ブラック。

 

3)座る場所。

 

試合が観たいのであれば、アンパイアの反対側。

 

試合の前後に選手と触れ合いたいのであれば、選手の真後ろ。

 

サインが欲しいのであれば、審判の真後ろ。

但し、どちらも試合はかなり観難い。

 

4)画像は連写

 

デジカメ画像は連写がお奨め。

 

5)二人組みで行くこと

 

実は二人組みでは行ったことがない。周囲の人々と仲良くなるのは割と簡単。でも、二人で行けば、場所取りも楽だし、安全も確保し易い。

 

6)持ってぐもの。

 

サインペン、スコアブック、帽子、サングラス、雨避けと防寒着(傘は迷惑)、サイン帳、サンクリーム、弁当、飲み物

 

7)食事。

 

おにぎりが最高と言いたいが、旅行者の場合はレストランやテイクアウェイを利用するしかない。全体的に高め。お薦めは無し。名物はイチゴとダブルクリーム。だけど、スーパーで買って行く人が多い。「勝ち割り」売ったら売れるのになあ。

 

8)チケットの買い方

 

どうしてもセンターやNo.1に行きたくなったら、ヘンマン・ヒルのチケット買戻しコーナーに行く。運が良ければ、良い席が買えるかも。

 

9)プログラムの内容

 

ウィンブルドンの歴史などは後日読むことにして、旬の選手の紹介、会場のレイアウトなどは役に立つ。毎年、編集内容が凝っているので、ちょっと高くても買う価値あり。

 

10)スケジュールはインターネットでプリントアウト

 

11)サイン用にボールを持って来ても、ゲートで没収。

 

12)観客席で見知らぬ日本人と知り合うのも楽しみ。

 

以上、今までに思いついたことごと。


 


このところ、ジュネーブ近辺に限らずスイス中が音楽祭だらけ。

その規模は様々だが、数が凄い。

聞いてないよ、こんなの。

と思わされるくらい多種のジャンルの音楽祭が催おされている。

祭の前後に花火が打ちあげられることもあるのだが、こちらの夏至は暗くなるのが10時過ぎである。

週末とは言え、11時に花火を上げてもいいものだろうか?

スイスではもうひとつ盛り上がっているのはサッカーユーロ杯。

オーストリアとの共同開催であるが、多国籍国家スイスではそれぞれの国の出身者が盛り上げているということか。

そのユーロ杯も今日で終わり。

今晩、スペイン対ドイツの試合を観ることになるおだろう。

もちろん、その前には拙のソフトボールの試合がある。

今日こそ、必ずや本塁打を打つ。

と、言ってみたかっただけ。




やっぱこの時期は、たとえスイス在と言えども、ウィンブルドンのことを書かずにいられない。

一日のうちにたくさんの一流選手の試合を観て、出会いも味わえるあの独特な場所。

通には、センターコートやNo.1コートの券など不要だ。

そんなものはテレビでも、いくらでも観られる。

大事なのは自分本人が大事にする試合の観戦ができること。

メディアに踊らされることなく、素晴らしい選手たちの躍動する姿を眺めること。

拙の贔屓はもちろん日本選手だが、

メジャーになる前の素晴らしい選手たちがメインコート以外で活躍する姿を観て感動したものである。

一昨日、2回戦で負けてしまった第二シードのシャラポヴァもその一人。

2年前、彼女は杉山に勝ってからメジャーに伸し上がった。

それは2年前の拙ブログをご覧下さればよくわかること。

一昨日と言えば、波乱がいくつか・・・。ダベンポートの棄権、ハンチュコバの敗退、そして昨日はアナ・イヴァノヴィッチの敗退。

彼女らの進出を当然のこととして、楽しみにしていたのに。

ツアーの疲れが出たのだろうか。

相手が強かったという彼女らの言い訳にはどうも納得できない。

中国選手Zhenは二周りほどアナより小さかった。

しかも、その動きはアナを上回っていたし、気力も充実していた。

顔立ちは双方独特で、甲乙付け難いが、やはりアジア人がいいかな。


欧州原子核研究機構(CERN)のオープンデイに行ってみた。



CERNは素粒子物理学の研究所で、ニュートリノとも関係が深い。

中性子を加速器で飛ばして、将来のエネルギーをどうするとか、なんたらで世界中から研究者が集まる。






なんでも来年から中性子を飛ばすそうだが、どう飛ばすのかは、最近知り合い以上の友だちになった日本人ドクターから聞いておくことにする。そういう科学者のすごいところは、難しいことを簡潔に語れることだ。

今日行ったところは地下100mにある加速器の一部で拙はトンネル工法の見事さに目を奪われた。



前職のひとつが日本のゼネコンで、シールドマシーンの世界的な権威であるからだ。





今日は語るに足らんと思うので、CERNに赴いたことだけを記す。

内容については後日。

東京駅の地下って横須賀線の辺りで200mまでと聞いたことがあるが・・はて?

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