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とりあえずジュネーブをうろうろしてます。
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ジュネーブという外国人70%の国際都市に住んでいて思うこと。

 

多国籍者が寄り合って、世界中の価値観が流入することが国際化であると手前勝手ながら定義付けさせて頂くと話は易い。地元の価値観と世界中からの価値観とがどのように接するのか。いきなり融合とか、衝突とかにはなりえない。両者の価値観を比較するのは面白いけれど、面白いと思う前に理解することは想像力を伴うし、さらに受け容れるとなると目からウロコだったり、逆に苦痛を伴うかもしれない。

 

置かれた立場によって、その価値観との付き合い方は結構変わるもんだ。

 

例えば、駐在期間の決まっているヒトたちは旅行者気分になることで、受け容れたフリをして生活していくのだ。移民は受け容れてくれた国に対する敬意を払って同化しようとするけれど、シンジケートを作ってその中で自文化を維持する。難民たちも受け容れられようと努力している人たちが大半。もちろん、受け入れ国の法律を逆手にとって、強き弱者に変身する人たちもいる。それらはすべて生活の知恵だ。社会問題として取り上げるメディアは多いけど、我がことに照らしたら批判は出来ない筈。

 

こうやって、その価値観を立場別に区分けして考えてみると、うまい具合に整理が付く。

 

駐在、移民、難民、アサイラム・シーカーなどなんでもいいけど、彼らがジュネーブ、ロンドン、東京などに持ち込む価値観とは、人間として最低の決まりごとである法律、地元の一般ルールであった慣習、ご当地の特別法であった因習、地元ならではの排他性を持つ常識、あらゆる規範の成道と言うべき道徳、道徳の根幹を成す宗教、あらゆる価値観の整合性を追求する倫理などに拘束されているものだ。

 

今、拙が思いつくだけでも、一人の人間が持つ価値観は、法律、慣習、因習、常識、道徳、宗教、倫理など少なくとも7つ以上の規範を背景にして成り立っている。ひとつの事柄についての判断や決定が東京と大阪という文化圏の違いだけで異なるように、在外人の判断が当事国者たちの間で、価値観がそぐわないことは当然と言えば、当然のこと。

 

こういうことは、新しい場所に来るたびに考えることだが、文章にするのはこれが始めて。だからこそ、思いついたときに勝手に書き込む「備忘録」であるわけだ。

 

ただ、どんどんいろんなことを考え付くだけに、忘れっぽいのかもしれない。まあ、記憶はこうしてPCに頼れる時代になったということで、脳みその労働を軽減。やることも多いしくらのすけ。あ、しまったようこ。ボキャが多いゆえに生じる親父ギャグ。若者には真似、モネ、ドガ、ルノワールできまい。

 

ともあれ、次回にでも「国際結婚」をその6つの規範の立場から眺めるとどうなるか、ちょっとだけ語りたくなった。反響があれば、有料記事に? ねえ、編集長。二番煎じばかりでなく、たまには先行先取りは如何? 駄洒落は文字数に含まれません。

 

 

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無題
この文章の裏にはたくさんのエピソード(当事者にとってはショック、第三者にとってはおもしろい)があるんだろうと勝手にお察しします。「国際結婚」に関する考察、期待しています。(国際離婚経験者より)
mari 2007/12/17(Mon)03:19:24 編集
mariさま
すぐにコメ返しの出来ない状況になってしまいました。本当に編集からこの企画についての打診が来てしまったのです。と言うわけで、ちょっと違う場所で発表するかもしれません。
【2007/12/21 16:13】
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