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生まれて初めて他人様の子供の面倒を看た。

しかも、6時間も。

知らせは急だった。

「すいません、娘のPが急に熱を出してしまい、彼女の面倒を看る手段がありません。助けてもらえますか」

近所で世話になっている家族Nの依頼。断るわけには行かない。その4歳の娘は拙にとても懐いている。

「Pの面倒看ながら、仕事してもいいですか?」

「ええ、もちろん」

この時点ではそんなことが不可能であることなど思いも寄らなかった。

「ねえ、ダディ。どんな名前がいい?」

「え、(ダディじゃないし)日本人の名前じゃどう?」

「ダメ。私とピクニックに行くんだから、日本人じゃダメなの。そうだわマシューにしましょう」

Pはときどき咳き込み、鼻水を啜りながら、

「アナタは何もしちゃダメよ。全部アタシが用意するから」

「ねぇ、P。僕は日本人に見えないの?」

「うーん、判んな~い。でも、英語しゃべってるから」

「君の同級生にも日本人はたくさんいるでしょ。英語喋っているでしょ」

「でも、あんまりよくない。いい子たちじゃないし」

「日本人の名前は?」

「アレキサンダーとぉ、マクベスとぉ、セーラとぉ、キンジャオとぉ・・・」

「え、日本人なの?」

「そうだよ。アナタみたいにイチ、二、サン、ヨンって言うもの」

「???、まあ、いいや」

「そんなことより、ピクニックは終わりよ。赤ちゃん寝かせるから手伝いなさい」

たぶん、Nは普段から奥さんにこう言われているんだろうなあ。

ベビーシッターは家族全体が見える。4歳の他人様の子供と長時間に渡って付き合ったことも始めてだったし、このように懐かれ、信頼されることも光栄と言えば、光栄だ。

でも、んー、、、2回目はいいかな。

今から仕事だ。

あの6時間分を取り戻さなくては。

Pの画像を見たければ、11月1日のスペース2番目の画像へ。

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日本では
 建物の窓に赤い▲が逆さまに貼られているのを見たことがあると思いますが、あれは消防隊が進入できる窓を示します。
2007/12/14(Fri)09:31:17 編集
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