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とりあえずジュネーブをうろうろしてます。
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12日でジュネーブ到着からちょうど3ヶ月だった。長かったような、それでいてまだ何も学んでいないような、そんな気分。空は青い。でも、なんか空しい。

 

田中角栄は国交回復の祝辞として漢詩を書いたと記憶している。そこには「北京空晴秋気深」という文があった。これが新聞報道されたとき、学生時代の漢文教授は唖然としたそうだ。「晴れて空しい?」とはどういうことか。中国にケンカ売ってんのか、と新聞社に投稿したが、採用されなかったそうだ。どうやら漢詩の教養は国交に影響しなかったらしい。でも、後日角栄の漢詩は中国人民に広く知れ渡ることになった。中国から来た留学生に半マジで言われたことがある。「どんなに誠実であっても、気持ちを通じさせるにはこういう致命的な間違いはいけない」

 

拙フランス語の場合は教養とまではいかぬレベル。やはり言語による情報の収集力は大きい。このまま没フランスコミュニケーションのまま行くのかどうかは疑問。

 

英語だって、特に勉強したわけではない。大学受験以降、ちゃんとした学習などしてないが、いつしかコレスポンデンスなどは英人に喜ばれるようになっていた。以下、日本企業に長年勤める英人の言葉。

 

「コンサルでも商社でも、日本人からの依頼文は前置きが長すぎて、何を言っているか判らなくなる。焦点が不明瞭なんで、読むのが疲れるから、つい後回しにしちゃう。やっぱ学校の勉強や検定の点数だけじゃ測れないものがある」

 

日本人の英語文章力、表現力は絶賛されているのだが、その一方で内容が伴わないということを意味している。インドの法高官たちとコレポンを交わしたときは、彼らの使うヴィクトリアン・イングリッシュに辟易したことがある。拙は明治時代の日英外交書簡をいくつも読んでいるので、どういうものか知っていた。それらはやたら長い文章の中に要点は2行しかなかったりする。

 

日本人の書く英文コレポンにはそういうものが多いと言われる。どういうヒトがそういうものを書くのか、と日本の広告会社に長く勤める英人に聞いたことがある。

 

「彼らは日本で英語を学び、凄く優秀な成績で卒業している。だけど、外国で暮らしたことがないから辞書にない英語が判らない。また、上司や本から英作文の作法を習って、その通りに今でもやろうとする。だから、日本人の英文コレポンにはヴィクトリア時代が続いているのさ」

 

電話でコミュニケがうまく取れなかった頃など、テレックス、ファックスなどで補足事項を埋めて送信していたのは20年前の商社時代。拙の現職のイニシャル・アクセスも大概は英文コレポンから始まるが、今では文章と言葉とではコミュニケの目的が違う。言葉は文章よりも通じ合うものがあるから便利。文章は情報の確認に使う。言葉は魂で、文章は肉体という喩えは…正しくないような気がする。まあ、でも判ってよ。

 

英語ではなんとかなっても、取材先がフランス語だけだとお手上げ。最近出会ったドイツ人やドイツ語圏のスイス人の話では、「英語が話せるのはドイツ圏だけですよ。ベルンやチューリヒでは英語だけで十分」とのこと。そうかなあ、先日、駅でスイス・ジャーマンで通されて、結局何も判らなかったけどなあ。

  

 

 

連日の病院通い。と言っても大して病んでいるわけではない。日本や英国とは少し手続きが異なるだけ。おまけに健康保険のステイタスによっては、いくつかの面倒な作業もある。

 

今日は歯医者とアポを取った。電話でなく、わざわざ受付まで行ったのは、あらかじめどんなところか見ておきたかったから。いきなり、英語でいい感じ。

 

 

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