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とりあえずジュネーブをうろうろしてます。
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昨日は某社特派員と、今日は妻と散歩。

どちらも仕事のような、そうでないような。

某特派員とは旧市街、妻とはフランス国境の山でワインカーブの宝庫。

経験のすべてがある種の還元をされて仕事になったり、水の泡になったり。

ロンドンでは何を書いても記事に採用されたが、ジュネーブではなかなか記事にされない。

発信数の問題だけではないだろう。

今は助走中かな。

助走が長すぎて、タイミングを失ったら元も子もないけどね。

突然、横浜平沼橋の踏み切り付近の呉服屋を思い出した。

ノスタルジーという単純なものではない。

その景色を毎日眺めていたころ、拙は人生の助走中だと自分に念じていた。

あの界隈には結構すごい芸者がいたのだ。昔はね。

数年前にはアザラシのタマちゃん騒動があった。

アザラシ肉ってけっこう美味いらしいけど、かつて世界で一番汚いと言われた帷子川で生活していた過去は、肉にとって犯罪者を入籍するに等しいかも。

もちろん、一般的な話。法や世論が許せば、拙ならタマちゃんを食べてみるだろうし、娘が過去の犯罪者とケコンすると言っても、ちゃんと話くらいはするだろう。

でも、内容次第では殴るかもしれないな。殴るタイミングを待っていたりして。

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有形でも無形でも保存するのが好きなヒトや団体が多い。

保存は確かに大切かもしれないと車を運転してはたくさんのCO2を排出する人間が言うのもどうか。

今日は国連主催のインドネシアの影絵人形劇と写真展を観て来た。

バリ島などの民族芸術を保存する目的で開催されたイベントだが、国連の内部を中心とした招待者だけが参加。

画像を観てまず一番に考えたのは、インドネシアにはまだ保存されるべき無形文化が生活レベルで残っている。 しかし、日本はどうか?

カメラマンの清水さんの画像には強い主張がある。彼は戦地や被災地でも赤十字のカメラマンとして働いてきた経験の持ち主。

http://www.yoshi-shimizu.com/

画像はあるけど、アップは後日。

清水さん、事後承諾になるけど、記事アップさせて頂きました。




備忘録というタイトルなのに、体験が全然反映されていない今日この頃。

はっきり言って忙しいのである。

ダイアリーを振り返ると、バーゼルワールドに続いて、在スイス英国商工会の朝食会、Cave(ワインセラー)でワインパーティ、パキスタン人の家に招かれて日本人写真家に出会う、CERNの坑道見学、ブリッツ&ビジネスミーテンィグなどをこなしている。

でもって、仕事あり、両親の来スイスである。

しかも大雨の毎日である。景色が売り物のスイスにあってはどうしようもないので、博物館めぐりになるかと思いきや、義理両親はあまり興味がないようだ。しかし、凄い雨だ。地下駐車場が少々浸水している。

スイスの売り物と言えば、いくつかあるが、外せないのはなんでも高価なところだろうか。

年金の取得額を聞いて驚いた。

5人に一人は1億円ももらっているのだそうだ。

年齢的にも家のローンも終わっているので、そのままそっくり使えることになる。いい老人ホームに入れるだろうし、芸術関係のいいパトロンになる人も少なくないそうな。

日本の場合は国民、厚生両年金を入れてもそんな凄いことにはならない。

スイスと日本とを対比するといろいろな意味で似ているのだが、この差はなんなんだろう。

実は今日でジュネーブ生活はちょうど6ヶ月。

まだまだ疑問だらけだ。




ロンドン近郊に住んでいた頃、近所にすごく歌の上手い娘がいるというので、コンサートを観に行ったことがある。どれくらい上手いかというと、都はるみや石川さゆりや美空ひばりくらい上手いと言えなくもないが、もっと凄い要素を持っているかもしれない、と思った。

その娘、ジュネーブにコンサートしに来ると言うので、観に行ってきた。



メジャーデビューしてわずか数年間で世界的なメジャーになってしまうのは、音楽業界ならではかもしれない。拙はいつまで経ってもメジャーなライターにはなれないでいる。とほほな事実。



彼女の何が凄いかは聴いての通りなので語るに落ちるから特に述べない。でも、あえて言うなら声の種類と安定性かな。日本の演歌を歌わせてみたいと思うのは拙だけか。



彼女のプロフィールはウィキにも出ているんですね。

http://en.wikipedia.org/wiki/Katie_Melua




彼女が有名になる前から知っていたので、この世界的な活躍には感無量。歌声はマライヤ・キャリーを思い出させる。ソプラノのような甲高い声はとても苦手だが、ケイティの声質は心地よく、且つ心が揺り動かされる。

帰り道、妻は言った。「声は結婚の最大要因のひとつだった」

え、顔じゃなくて声かよ。ららら~♪



海外のどこに住もうと、邦人として避けられないことがある。

「言葉を忘れる」

漢字検定や日本語検定試験の受験者に海外組が多いと聞くのは、そのためか?拙の場合は1980年代終わりごろからのワープロの普及でかなりの漢字が書けなくなったと思うが、それは日本に住んでいても同じことか。菩提樹とか葡萄とか、以前は普通に書いていたものだが。

「ガビョーン」

死語をつい使ってしまう。日本を離れた時点で、日本文化は停まっている。

「代用を探し求める」

天の原ふりさけ見れば春日なる思い。三笠山はもちろん、車窓に富士山は見えない。虎屋のドラ焼きも売ってない。

「ないものには執着しない」

無くても死には至らないので、虎屋のドラ焼きを忘れようとする。

「諦めが肝心」

邦人として長期的に在外生活していると、自らに押し付ける制約。代用がなければ自分で作るか、諦める。そういうわけで、日本に戻ったときにその反作用が出るんだろうな、と思う。 因みにドラ焼きは好きでも何でもない。



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