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とりあえずジュネーブをうろうろしてます。
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今、ラグビーワールドカップが仏英共同開催で行われている。

日本人がスポーツで欧州勢に勝てない理由は何か?

とはよく考えることだ。

それだけよく負けているということでもある。

陸上でも土佐レーコがマラソンでメダルを取っただけで、

日本勢は全然だめだったらしいね。

あれはスポンサーが悪いとか、

国が悪いとか、

そういうことではないと思う。

誰も悪くない。

悪く思うのは価値観というフィクションがあるからだ。

例えば、ムロフシ君が世界新記録を出そうが、

ずっこけて世界珍記録を出そうが、

拙にはどうでもいいことだ。

その経過の方が大事だし、面白い。

マーラだって同じだ。

たぶん、彼女は「苦労を買ってでも」したりしない。

日本人は苦労が好きだ。

拙は日本人だが苦労が嫌いだ。

でも、拙も、たぶんマーらも、

困難と思われたことを克服する楽しさを知っている。

彼女が楽しむその姿に共感できると、拙も嬉しいのだ。

陸上では中距離や長距離は日本人などアジア人でもかなりチャンスはあると思われる。

でも、短距離はなかなか難しいのが体格差であることは誰もが認める筈。

短距離という土俵の場合、

明治時代の富国強兵、殖産興業の考え方から、

まだ日本が脱しきれていないように思うのは拙だけだろうか。

でも、土俵を変えたら本当に日本は勝てるのだろうか。

各界はガイジンだらけ、と聞くが、

それこそ土俵は日本のものだったりするんだよなあ。

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取材先から予定を1週間早めてくれ、という連絡が入る。

これは珍しい。願ったりだ。

と思ったものの、よく見ると、一つの行程が抜けると言う。

それでは記事にならないので、

だれか質問に応えろ、答えて、コタエて下さい、

と下手(したで)に主張。

広報担当は出来る範囲でとのこと。

俺様の質問に一般的な回答で受け答えできると思うなよ、

と嘯(うそぶ)く。

で、どんな質問を用意したっけ?、とファイルを探してみると、

これが見つからない。

まず、膨大な資料を読んでいなかった。

つまり、質問など作っていなかったのさ。ははん。

24時間内に約100ページに及ぶ専門資料を読んで、

記事にするための質問を準備しなければならない。

資料はもちろん英語で、しかもjargon(専門用語)だらけだぞ。

困った。困ったけど、なんとか読み飛ばして質問を作った。

さすがプロだなあ。

ただ、いい加減なだけか。

とりあえず、出陣。

目指すは英国最新、最大のエコ住宅。

この記事は有料。




子供たちと別々に生活する寂しさを紛らわすことなど

考える余裕もないほどの状況になりつつ、

その子供たちが入寮した日の夕方、

その学校にある人物をお招きした。

誰あろう、銀座で知り合った数独の父である。

数独の父とは、名もないパズルに命名して命を吹き込み、

パズルの一般化、大衆化、面白かぁに成功した

二コリ社のシャッチョさんである。

いや、社長さんの鍛治さんである。

ご本人のブログを拝見すると、

一読して面白い。

http://www.nikoli.co.jp/blog/kaji/

さらに読むと、この方は人生を楽しんでいるからこちらも楽しくなる。

もっと読むと、この方の発想力の柔軟さや真面目さが伝わる。

お会いすると、ブログのまんまという感じです。

それは究極の表現者ということではないかな、と。




そんなわけで、

鍛治さんには生徒たちの前で数独について物語って頂き、

パズルで子供たちと遊んで頂いた。

拙と妻とで総力をあげて通訳するつもりだったが、

ほとんど妻がやった。本職じゃないのに大したもんだ。

妻の方がマーラ・ヤマウチよりも日本語が上手いかもしれない。

競ってどうする?

マラソンでは勝てないので許してくれ。

で、競ってどうする?


鍛治さんの話は理論的で、明瞭で、

生徒以上に教師たちが感銘を受けていた。

さすが、パズル王、数独の父、いや、数独のゴッド・ファーザーか。

頭の中に「白い世界の片隅に~」というメロデーが流れる。

ゴッド・ファーザーは名付け親という意味だ。

でも、今日の数独の躍進を考えるとそれ以上の存在だ。



学校を出てから、

エプソム競馬場近くのパブで、

夕日と広大なカルスト台地の景色を眺めながらビールを啜る。

ビールが美味い。空気は冷たい。トイレは近い。

ロンドン市内に戻ると地下鉄ストの現実。

普段から地下鉄は使わないが、

地上交通はマヒ状態。

タクシーも目的地によっては使い物にならないから、歩く。

和食処SOHO JAPANで英国野球狂団と落ち合う。

鍛治さんもお連れしてしまった。

焼酎が旨い。さつま揚げが美味い。

かつての「にんじんフードショップ」の看板が頭の中で揺れる。

目まぐるしい一日だったが、楽しかった。

子供のことなど考える暇もなかった。

今は目の前に締め切り前原稿が、・・・うう。

た、楽しい・・。



葉月と言うと、本来は紅葉か落葉の季節。

旧暦の8月と言えば、10月上旬だから暦が違いすぎる。

ともあれ、気温20度の英国では暦の上でも夏は終わる。

今夏、半ズボンを履いた日数は全部で2週間程度。

9月になって履くことはまずありえない。

5月に日本に行った時、半ズボン姿で神宮球場に向かった。

日本の5月の陽気は英国の夏に近いからね。

でも、その1時間後には低気圧の前線が通過して震えるほど寒くなった。

明日9月1日から神宮で東都野球の大会が始まる。

秋と言えども、日本はまだ暑そうだ。

大学野球も熱い。

土曜日は一日3試合って、スケジュールも暑苦しい。

秋の開幕戦第一試合は、

日米大学野球でMVPを取った1年生投手とか。

ダーワセのハンケチ投手以外にも優秀な選手はいるものだ。

松坂世代に対して、ハンケチ世代と言うのだらうか。



あ、それから今日気付いた些細な大発見。

トイレットペーパーは、

たとえ高価でも、質の良いものを使った方が使用量が少なくて済む。

在英約20年にして判ったこと。

英国では、高質のティシューをペーパー・ハンキーと言うとです。

では、ハンキー世代もありか?

拙はもはや落ち葉世代。

事情あって、25位以内に入りたいのですが、どうでしょうか?

いわゆる~、・・・どうでしょうか。
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