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とりあえずジュネーブをうろうろしてます。
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レマン湖のほとりと言っても、砂浜はほとんどない。護岸は岩場が多い。そんなところでビーチバレーをやれば、生傷が絶えない。そういうわけで、ビーチバレー・ジュネーブ大会は一種独特の様相を呈する。選手の誰もが満身創痍。身体に縫い傷を伴うのだ。



と言うのは大嘘で、ビーチバレーは量販店コープの店先に砂を撒いて作られた特設会場で行われた。

http://www.coopbeachtour.ch/

 

参加者をみると、けっこういろいろな国から参加している、いわゆるツアーバレーボールだ。スイス中の各都市で開催されるらしく、ジュネーブ大会では74日から8日までの4日間で行われた。

 

会場付近をたまたま通りかかったので、34位決定戦の途中から、準決勝と決勝を観て来た。

 

実はビーチバレーを目の前で観るのは初めてである。印象としては、あまりスピード感がないことと、個人の能力差が大きいこと。前者の理由は、たぶん砂に足を取られるからだろう。もし、拙がプレーすれば、3プレーくらいで、もう疲れてしまいそうに思えた。暑いのに良くやるよ、と思うものの、20代であれば、ジャンプ力も人並み以上だったから、かなり自信があったろうなとも。もちろん、自信だけだ。

エヴィアンの帽子とヴォルヴィックのシャツを着るお嬢さん。



レマン湖畔で涼をとる選手。傍にいる坊主はイタリア系で、選手たちからボールやらリストバンドやら帽子やらいろいろなものを貰っていた。なんかイタリア人らしい態度。


 

ボールガール。あんまり役立っていなかった。「あずまんが」に出てくるチエちゃん?

 

 

来年もやるらしいので、そのための備忘録。いずれ、日本人選手も出場しないのだろうか。

 

 

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ジュネーブ人はよく挨拶をする。

病院の待合所に行くと、新参者がまずボンジュール。

先に待っている人々も口々にボンジュール。

自分の順番が来れば、ボンジョルネ、オヴォワー(ごきげんよう、さようなら)。

エレベータでも同じだし、朝の通勤の通りすがりでも同じ。

面倒臭いような気になってしまうのは、今まで暮らした国々ではそうした習慣がなかったからだろう。

だが、この挨拶、かえってよそよそしい気がしないでもない。

知らない人だからこそ、こちらは怪しいものではないですよ、危害を与える人間ではありませんよ、と伝える必要があるのではないだろうか。

長年、ジュネーブに住んでいる人たちに聞いてみたところ、それがフランス語の特性であり、個人を主張するシステムの表れだという回答を得た。

然すれば、それは最低の礼儀ということだろうか。

確かにどんなに小さい子供でもちゃんと挨拶をする。

「ボンジュール、ムッシュー」 と言われると妙に微笑んでしまう。

幼子が年上に敬意を払うなんざ、日本よりもいい気分になってしまう。

しかし、である。

順番待ちをしていて、さあ拙の番と店員にボンジュールと声を掛けようとしたら、

突然傍らの若者が注文を出し、店員は拙には気付かなかった。

若者に目を合わせ、「何か急いでいるのか」と英語で聞いてやると、

若者はこちらの顔を見てへらへらと笑っている。

「お前より先に来ていたのに、ずるいぞお前」

さらに、日本語で「くだらねえ野郎だ」と言うと、

「もう注文しちゃったもんね。どうしようもないじゃん」

という言葉と態度であった。

こういうのは悔しい。

決して人を舐めない拙であるだけに、舐められるのは許せない。

でも、コトがあまりにも小さすぎて怒る気にもなれない。

実は、こういう悔しいことはジュネーブに来てからしょっちゅう体験している。

この連中の礼節の度合いがよく判らないのだ。

言葉や挨拶はたくみに使うが、態度がそれに伴わない。

結局、言葉は行動の鑑ではなくて、行動の言い訳、補填というところか。

こういう輩も多いジュネーブ。

さて、本物のジュネーブ人とはどういうものだろうか。

まだまだ判らないことだらけだ。


本日は画像の日にしましょう。

ま、多くは語りますまい。















階段を昇るための小さいタイヤが見えるでしょうか。





ね、急勾配でしょ。



街に調和した急流。かなり蛇行しているので、治水はさぞかし大変だったことでしょう。





大聖堂の門前。左は天国。右は地獄。信者は右から入って、礼拝を受けたあと左から出てくるのでした。




これが亡者。




これらが神に仕える人々。

勧善懲悪なんて、単純でいいなあ。





どの泉水も飲料水。




ユダヤ人が子供を食べるという噂から作られた子食い鬼の像。後年は秋田のナマハゲのように「悪い子はいねか~」のような役割に。

こんなわけで、ベルンはまだ見所がたくさんであります。




スイスの首都ベルンに行ってきた。

朋友TLJG氏がかつて住んでいた街でもあり、妻とともにどこに住んでいたんだろうねなどと話しながら、市中を散歩。

中世来、侵略されていない街並みは、思っていた以上に安定して見える。こういうところに建築家や都市土木の友人と一緒に来て、意見を聞きたいものだ。

素人なりにこの街を眺めると、治水にはずいぶん苦労を重ねただろうと推測される。

ある仕事で行ったため、街の散歩するので精一杯で、地元歴史博物館などには行ってないから思ったことだけを述べる。また、行くだろうから、その時に今回疑問に思ったことが課題となる。自ら課すのは楽しい。人に課されるのは苦手だ。

中世の町の中心は、城と大聖堂、そして周囲を囲む城壁である。

城は他のカントンと同様に市庁舎として現存、大聖堂はそのまま。

大聖堂のてっぺんまで334の階段を昇る。

行き交う人々は皆英語人。地元民は来ない。

街を見下ろす。

すっごい勾配に街並みが続き、50m以上はあろうかと思われる垂直の要壁が街を囲む。

ローザンヌは空中都市の感があるが、

ベルンにもそう思わせる部分がある。

あの要壁をどうやって拵えたのか、これが今回の最大の疑問。

次回は歴史博物館に脚を運ぶつもりだが、いつのことやら。

他に気付いた事と言えば、

人々の言葉だけでなく、顔立ちもゲルマンなこと。

ショートカットで巻き毛の若い少年かな、とよく見ると女性だったりする。

女性にしてはいかついが、男性としたら手弱女という顔立ち。

で、ドイツ人よりも小柄だ。


食事はジュネーブよりも少しいいかもしれないが、

2度だけの食事では判断不可。

ミグロのテイクアウトはどこでも同じ。

ケバブはトルコ系と思しき作り方。でも、味は不明



パウル・クレイの美術館にも行った。

がっかりしたのは、大したコレクションがなかったこと。

波型の美術館は関空を思い出させると思っていたら、

設計したのは同じピアノさん。

そういえば、関空の現場で働いていた建築設計者たちは皆ピアノ氏のデザインに苦労させられていた。

「構造上、無理なんだよ」

と怒っているゼネコンの社員も多かった。

ベルンでも同じだったのだろうか。

最後に、

「地久の歩き過多」を頼りに店を徘徊。

いくつかの店が見つからない。

閉店時間が過ぎてから目当ての店を見つける。

「住所間違ってんじゃん」

情報も不足しているし、裏を取りきれていないこともいくつか。

かの編集長、このブログもご存知の筈だが。

次回は街並みの画像でも。



競歩を始めて、早や1ヶ月あまり。

なんとなくフォームが安定してきた。

これまで好天に恵まれ、歩き(走り?)出してから10分以内に汗が流れ出ていた。

今日は久々の雨でアスファルトは冷えているが、湿度が高い。

やはり、水泳のようなウチに篭ってするスポーツとは異なり、

外界のいろいろなモノに接する機会があるのは新鮮で楽しい。

接すると言えば、最近はバスの運転手や沿道を行く車がクラクションを鳴らして、

「よっ」 ってな具合で手を上げてくれるようになった。

途中、いくつかの代表部の前を通るのだが、

ゲートで警備に当たっている軍服や制服職員までが敬礼してくれる。

警らの制服職員が「Mr.牧歌、come on」と言うので驚いて振り返ってみると、

ソフトボールの試合会場の制服と同じであることに気付く。

ああ、彼らはこの国の代表部付けなんだな。

試合会場には誰でも入れるわけではないので、登録してある拙のことが彼らには判っていたのだ。然ほどにジュネーブは狭い。どこに言っても既知に出くわし、一部始終を見られている。

沿道で変なことは出来ない。

する予定もないけど。

沿道と言えば、最近知り合ったブログ仲間(だよね?)「自転車夫婦の世界旅行」のフミヤ&ナオミ夫妻。

先日のコメントのやり取りの続きは3者(4者)でメイルで行った。

沿道から手を差し伸べるわけではないけど、こうやってサイバー友人同士が出会い、助け合うのも素晴らしいことだ。

もうひとつ、沿道話をすれば、マーラの北京オリンピックも近い。

彼女のトレーニングは順調のようだ。

沿道から応援したいものだ。






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