とりあえずジュネーブをうろうろしてます。
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1900年、パリで開催された第二回オリムピックに参加した日本人がいる。
誰あろう、誰でもない3名の飛脚である。
3名はマラソンに参加し、3名とも当時の世界記録を塗り替えた。
そして、その記録を42.195キロに換算すると、「え、なんでそんなに速いの?」と思われるほど、区間記録が短い。実際に彼らが42.195キロを走っていたら、マラソンの歴史は変わっていたのかもしれない。
彼らについての記録はローザンヌにあるオリムピック博物館には残されていない。
なぜなら、彼らがオリムピックの歴史から抹消されてしまったからだ。
ある出版社の依頼で取材したものの、こうやって我が事の興味を追求してしまう。
なぜなら、彼らの依頼よりも、自分の興味や欲求を満足させたいから。
ともあれ、当時の彼らは現在で言う「ドーピング」に近いことをしていた。
それは表題のごとく「飛脚」、つまり「プロの走り屋」であったことだ。
当時のプロ規定は厳しかった。
そのために、金銀銅は日本から剥奪されたとか? でも、この辺の記録は曖昧。
昨今、高橋オバQという女性などがプロ宣言をしている。
彼女は走って人々に夢を運ぶが、飛脚は書簡や荷物を運ぶ。
なにで稼げるか判らない時代になってきた。
と記録しておこう。

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