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とりあえずジュネーブをうろうろしてます。
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先日の盗難ですべてを失ったと思ったけど、リカバリーの効くものもけっこうあるものだ。

学生時代に死のうと思って近所を散歩していたら、引き付けを起こしたお爺さんを助けて、死ぬ機会を失ったという友人との話。

友「あのさあ、オレ昨日さあ・・、やっぱやめとこ」

拙「なんっだよ。お前はいつもそんなだな。煮えきらねえよ」

「じゃ、言うけどさあ。死のうと思ったんよ」

「なんで、浪人だから?」

「そう、落ちてばっかで、オレみたいなダメ人間は生きている価値ないんじゃないかと・・」

「じゃあ、生きる価値ってなんだよ?」

「そうなんだよ。そう考えると、価値なんて人間が作ったもんじゃん。虫けらだって生きているんだしなあ」

「てめえ、じゃあ、なんで今生きているんだよ」

「やっぱ、死ねないんだよなあ。あの死に損ないの爺さんを生かせようとしてみたり、自分も生きようとしちゃうんだよなあ。今も酒飲んでるし」

「じゃあ、死ぬまで生きていりゃいいじゃん」

「うん、そうするかなぁ」

その彼、4浪後に東大に入ったが、中退して現在はアメリカで実業家。

彼の口癖は「人生はくだらねえほうが面白い」

困難なときほど、彼のことを思い出す。





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盗難などに合わなくてもブログのネタには困らない。

むしろ、最近はネタがあっても書かないくらいだし。

英国に住む息子のサッカーの話だけど、サッカーに興味ない人でも面白いと思う。

なぜなら、国際問題を孕んでいるから。

14才のリーグに16,7才の子供たちがいる現実はアサイラムシーカーに他ならない。

でも、正直なところ、彼らにプロの技量などない。息子にその技量があると思うのは親バカ?

12チームあるリーグ2の中で息子チームの順位は真ん中より少し下のあたり。

今日の対戦相手Bはリーグトップで、昨年は別チームで息子チームと1位、2位を争っていたメンバー。

そのメンバーにはかなり問題がある。

もう体格は大人なのに、態度はアウトローだし、まるで子供。

今日の試合では3対0の段階でレッドカードが出て、息子がペナルティを決めてしばらくすると、大乱闘が始まり没収試合。

ダブルヘッダーが予定されていたのに、第二試合は行われなかった。

実質的に3対1だけど、まだリーグ結果に反映されていない。

これは英国社会とサッカー社会との縮図を示している。

法律的弱者を保護するか、社会的強者を優先するか、それともルールに則った処置がなされるのか。

いずれにしても、息子の来シーズンは別チームになりそうだ。

はやくプロにスカウトされたいんだけどな。




夜を徹して、今後のリカバリーとセキュリティについての思考をめぐらす。

こういうときこそ、根拠のない楽観思考が役立たないと思う。

警察と世慣れたスイス人の言うことがほぼ同じで、拙もその辺りまで配慮していた。

つまり、この犯罪はシンジケートが意図的に拙を狙ったものであること。

その理由はここでは述べないが、恐ろしいのはこれからだ、ということ。

対策として、いくつかのことをしておいた。

これ以上できないと思うところまでやっても、尚不安は残る。

負けてたまるか、という気持ちになるが、勝ち負けの問題ではないな。

犯罪者たちに屈服したくないだけのこと。

知恵を尽くし、強い気持ちでいることは、「ああ、どうしよう」と悩むことよりも100倍楽だ。

そんな気持ちにさせてくれたのはキックボクシングの大会。

当初から観戦にいくつもりでアレンジされていたものだから、今日びどんなに落ち込んでいようと観戦しなければならなかった。

世界チャンピオンとヨーロッパチャンピオンとの激突はリング下ではけっこう怖いものがあった。

「そんなに殴ったら壊れるがな」

拙は小心者?

デジカメも盗まれてしまったので、しばらくこういう状態ですが、画像で臨場感をお伝え出来ずに残念。


仕事帰りにプールで泳いでいる間に盗難にあった。

鍵を掛けた筈のロッカーから錠が消えていたのだ。

もしや、とドアを開くとリュックがない。

財布、パスポート、デジカメ、電子辞書など仕事で必要なものばかりだから、厳重に鍵を掛けておいたのに。

もちろん、服も取られた。残されたのはジャケットと靴だけ。

身包み剥がされるとはこのことか。

拙はプールの職員からTシャツと水泳用トランクスを借り、その姿で合鍵のある場所まで行き、なんとか帰宅し、水を1杯飲んでからカードキャンセルなどの諸手続きを開始。

リカバリーするまで大変だなあ。

デジカメに仕事の画像や映像入っていたのに、もう泣きそう。

英国野球狂団に3年あまり参加する拙であるが、

ここジュネーブに於いて、ジュネーブ最強のチームに参加することになった。

当然のことながらメンバーはアメリカ人。

ついでながら皆科学者で、若い頃はスポーツを取ろうか、科学者を取ろうかと迷った連中ばかりで、元甲子園組の多かったロンドンのチームとはかなり赴きが異なる。

拙の打棒はここでも、やっぱ違うねということになったので、いささかホッとする。

飛ばしすぎて、「練習なんだから60%の力で良いんだよ」と文句を言われた。

そんなに力を入れて打ったわけじゃないないんだけどなあ。

週末はアメリカ海兵隊と試合だ。

在ジュネーブの日本人の方々もこぞって、ご参加ください。



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