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スイスは公共交通が発達していると聞いていたが、間もなく在スイス期間が4ヶ月になるというのに、走行距離は4千kmを越えている。通常、1年で1万キロだったから、これは使い過ぎだ。
カーシェアリングが発達していると事前に聞いていたので、英国で車を売って、スイスではカーシェリングシステムを使うつもりでいた。しかし、諸般の事情で英国からその車に乗って来て、いまだに使っている。右側通行で右ハンドルはけっこう使いにくいが、このまま使った方が安上がりになる。しかし、環境に優しいかどうかは疑問。
先日のダボス会議ではスイスは自らを環境ランキング1位と発表した。
「でも、どこが?なんで?」
と言うのが周囲の意見。スイス人自らが、自国の環境対策や意識に疑問を持っているのか。
環境保全の立場から公共交通は重視されているものの、「公共交通が嫌いだ」と言って憚らない連中も多いような気がする。
拙も公共交通が嫌いだ。下々の者どもと一緒にバスなど乗っていられるか、と言うのは冗談だが、西洋人の体臭や人息れが苦手。
この「苦手」を「嫌い」と表現すると、差別になりかねない。でも、スイス人は英国人ほど臭くない。たぶん、あれほど太ってないし、食生活も異なるし、健康管理に熱心だからだろう。スイスでは医療費を払うから、皆医者要らずであろうとする。
その成果は肉体を強くすることで、更なるモティベーションになる。水泳をする奴らがやたらに速いことは以前も述べた。毎日泳いでいりゃ、そりゃ速くなるわな。拙はこの4ヶ月で30回も泳いでないだろう。なにしろ、やることが多い。
その種の健康マンたちは通勤自体を運動する機会にしてしまうから公共交通を使わない。でも、楽しいのかな? 泳ぐ彼らの態度には楽しさはおろか、他者に対する配慮も少ないような気がする。ただ突進するばかり。なんだか自動車運転の気性も似てないか。
もうすぐ引越の片付けも終わる。仕事も軌道に乗せて、拙もプールで国連の連中に負けずに突進することにしよう。その前に出張があるけど。それは公共交通で。