とりあえずジュネーブをうろうろしてます。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
海外のどこに住もうと、邦人として避けられないことがある。
「言葉を忘れる」
漢字検定や日本語検定試験の受験者に海外組が多いと聞くのは、そのためか?拙の場合は1980年代終わりごろからのワープロの普及でかなりの漢字が書けなくなったと思うが、それは日本に住んでいても同じことか。菩提樹とか葡萄とか、以前は普通に書いていたものだが。
「ガビョーン」
死語をつい使ってしまう。日本を離れた時点で、日本文化は停まっている。
「代用を探し求める」
天の原ふりさけ見れば春日なる思い。三笠山はもちろん、車窓に富士山は見えない。虎屋のドラ焼きも売ってない。
「ないものには執着しない」
無くても死には至らないので、虎屋のドラ焼きを忘れようとする。
「諦めが肝心」
邦人として長期的に在外生活していると、自らに押し付ける制約。代用がなければ自分で作るか、諦める。そういうわけで、日本に戻ったときにその反作用が出るんだろうな、と思う。 因みにドラ焼きは好きでも何でもない。
PR