とりあえずジュネーブをうろうろしてます。
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暑いジュネーブ、連日30度近くまで気温があがる。
夏休みは終わったばかりというのに、なんとも妙な天気。
競歩のコースにインターコン・ホテルの前を通る。
屋外プールは垣根と茂みに囲まれているが、
昼間ところどころ垣間見えるのは、
トップレスの白人たち。
あぐらかいて、下腹に数段の蛇腹。
色気ないなあ、と一瞥して前に進む。
ロシア代表部前を通る。
どの代表部よりも堅牢な警備。
その警備の厚さは日米両国関係の冷たさと熱き戦争のコントラストを感じさせる。
永世中立国は両国の新しい冷戦を見据えて、
新しい防衛策を講じている。
スイス人の防衛にたいする篤い思いは、
パラノミックと揶揄されがちだが、
スイス人にしてみれば、かつて大日本帝国が欧米の侵略に備えて、大東亜共栄圏を作ろうとしたことと同じくらい深刻なことのようだ。このことはやはり笑えない、民族主義ゆえの発想と言えるだろう。
つまり、スイスに限っていえば、国民皆兵に始まり、かつての核シェルター、兵役などに現れている。
暑く、熱い、厚さと篤さを秘めたスイスなのだ。
日本語は形容詞が少なくいけど、同音異義語が多いので、こういう文章が書ける。
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