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自分のブログにアクセスさせるために、意味のないコメントを残す輩がいる。あいにくこのブログはそういう輩を排除するシステムを持つ。なんなら、貴君のIPアドレスをここに公表しようか?誰にも相手にされなくなるぜ。
ということで、前回の続き、
どっちがいいとか悪いとかではなく、どうやって事故を避けるべきか、と考えさせられる。とりあえずやっているのは、ポンピング・ブレーキ。減速しない程度にブレーキライトを付け、後続車をドキリとさせる。クラクションを鳴らす奴がいるけど、それはこちらの思う壺だ。ぶつかったら「おめーさんが近過ぎんだよ」と言える。制動させずにブレーキライトを点灯する技術は難しくない。前方車ブレーキに反応できないのは後続車の責任。
察するに、東京のドライバーも、スイスのそれもどちらもルールワイズなのだろう。どちらも「それはオレの権利だ」と言わんばかりの態度で空気を読まない。洒落にならないほど主張するだけのつまらない奴らなのかもしれない。
で、実際にスイスの奴らは話してみると、なんだか議論ばかりしている。この数週間でケンカした相手は思い返してみれば、皆店員やプールの水浴客など通りすがり程度の連中ばかり。皆、英語を話せと言うとなぜか怒りだす。たぶん、話せないからだろう。拙は絶対に泣き寝入りしないので、相手も苛立つのだろう。でも、拙は基本的にどんな相手でも尊重するから、相手にも同じことを望むのみ。
ひとつのくだらない例、
国連近くの国際競技で使われる水深2m50cmのプールでの話。ゆっくり泳ぐ婆さんに別のレーンを指差され、フランス語で何度か怒鳴られた。
たぶん、ここはゆっくり泳ぐスペースだから、速く泳ぐなら向こうのレーンに行けと言いたかったのだろう。でも、拙よりも速い人たちが同じスペースで何人も泳いでいる。
なぜ、拙だけが言われなきゃならないのかが判らん。言いたいことがあるなら、英語を使ってくれ、あるいは監視員に伝えてくれたら、彼らは英語で拙に説明してくれるだろうと言うと、文句を言いながらまた泳ぎだして、器用に垂直の平泳ぎで沖に流れ始めた。死ぬなよばーさん。
拙はルールを侵しているつもりはない。たぶん、彼女のお気に召さないのだろう。それは彼女にとってルールの上をいく規範、ザ・マナーに相当するのかもしれない。でも、醜い顔でこちらを睨みつけるのは十分にマナー違反だ。美しい老人はなぜかヒトを睨まないな。ヒトを睨まない老人は美しい。あれ?
拙が日課の1kmを終えて、息も絶え絶えプールサイドで整理体操をしていると、相変わらずその婆さんは平泳ぎで拙の方をにらみつけながらまだ何かを言っている。眉間に皺を寄せているので、ジュテームと言ってるような雰囲気ではないが、なかなか器用なバーさんである。扇子を持たせたら江戸芸のひとつでもやれるんではないか。口から噴水を吹き、入れ歯が飛び出すってオチか?
彼女がターンするところまで寄って、「マダム、一体何が問題なの?あなたは私の言っている英語くらい判るでしょ。私がルールを侵しているのなら謝りますよ。でも、アナタのやっていることはまるで人種差別ではないですか?」そのとき、彼女は驚いたような顔をし、握手を求めてReconciliationと言った。やっぱ、英語判ってんじゃん。ずるいなあ、ばあちゃん。
こういう態度を日本では卑怯と言うんだけど、スイスではどうなのかね。
後々、トラブルになるのは避けたいので、監視員に一部始終を話しておいた。そして、もし私の行為に問題があるなら、遠慮なく教えて下さい、と下出に出ておいた。
その様子をじっと見守る人たちが居てちょっと恥ずかしかったが、この国の法律がよく判らないので、証人を作っておいたまでだ。
その拙を見つめる中に、自分のコースを堅守して、混雑しても決して水路を譲らない若い女性がいた。10m幅はあろう、広いプールサイドのコースラインに捕まって休んでいたら、彼女にPardonと言われたのは意外だった。
この場合は「ごめんなさい」ではなくて、「そこをどけ」という意味。「方向を30cmだけ変えたら、それでぶつからないんだよ」と英語で言うと、フランス語でまくし立て始めた。こいつも英語判ってんじゃん。これがスイス人のネイチャーなのか?つまり、杓子定規の石頭で、じぶんを正当化することばかり。おまけに英語だったら議論で負けるかもしれないことを見越したフレンチな態度だ。こんなハレンチな奴らとこれからどうやって仲良くなれるんだろう。こんな連中を相手にしてどうしてフランス語を学ぶ動機付けが出来ようか。(おお、反語文)
今はこう書いているけど、後々考え方が変わるかもしれない。で、変わった時には今考えていることを忘れちゃうんだよね。恥ずかしながら備忘録。多感な47歳。うf。