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ゴルフクラブを握るのは何年ぶりだろうか。2002年ごろ、東京で中古のドライバーを1000円で購入して高田馬場にあるゴルフスクールに3回だけ行った後は何もしてない。その前にやったのはゴルフレィンジ、「打ちっ放し」というんですかい?それも1985年ごろのことでたった一回。
今回は義父と息子の趣味に付き合って、ラウンドする前に打ちっ放しへ。3人で150球購入。義父は体力温存のために拙と息子に球を分ける。
拙は何年かぶりにその千円ドライバを握り、一打目はトップでやはり一駄目。あの距離感覚、判んないよ、と泣きそうな気分。次打は刻もうと、バックスウィングを肩以下にして叩くと弾丸ライナーで軽く150ヤード。
「なんだ軽く叩けばいいのか」と思いなおして、バックスウィングを徐々に大きくしていくと5打目に打球は250ヤードを超え、飛距離測定不可。ロンドンに「当たれば飛ぶ造」という知人もいたっけ。
そういえば、リーチが長いと遠心力がつくから力が無くても飛ぶという話を聞いたことがある。力は人並み以上にあり、拙背筋力はたぶん今でも300kgはあるだろう。身長は180cmそこそこだが、両腕を広げると2m近い。息子に言わせると、フォームが良いから飛ぶとのことだが、そんなもん誰にもちゃんと習ったことがない。
え、3回習っただろうって?拙は習い事は大嫌いなので、先生といえどもヒトの言うことなど聞かないであります。そもそも習ったからって、初めて打っていきなり250ヤード超えられるかい。出来るやつは生まれて初めてでも出来るし、出来ないやつは一生出来ない。拙も一生自然科学者にはなれない。とても残念だが、それは来世に任せる。
その後、3人でハーフラウンド。レィンジと違って、目標をいちいち定めなければならない。コントロールが出来ない。まっすぐかシャンクなので、内角打ちで対応。右腕が強すぎるらしい。結局フォームも正しいわけではない。
気づいたことは、他にラウンドしている人々を見るとかなり下手なこと。皆フォームが出来ていない。それでも楽しそうだ。以前、企業ゴルフ対抗というのをオーガナイズしたことがある。そこで聞いたことは日本人とラウンドすると必ず教え魔やサジェスチョン魔がいて、他人のゴルフを批評するらしい。それはそれで楽しいのかもしれないが、耳元で批評されたら楽しくないだろうな。
義父は定年後にゴルフを始めた。力強くないが、小手先がとても器用だ。10mのパットを難なく決める。今日、彼は「すげー」という日本語を覚えた。
拙は逆に小手先が不得手だ。ボールがカップを舐めてばかり。でも、2回ほど10mパットを連続して決めた。まぐれか、集中力か。
14歳の息子は祖父よりも遠くに飛ばせる。それもやはりフォームか。全体的にみて、息子のゴルフはどうも祖父に似ている。今日は息子がパーで1番。義父は+3打。拙は…聞かないで頂きたい。
スイスでは既に2度ほど誘われたが、どうしようかな。ドライバーだけがプロ並みでも素人に勝てないゴルフ、どうやって楽しもうか。飛ばすことだけを楽しみにするってのもある。スイスは遊び場には困らない。