とりあえずジュネーブをうろうろしてます。
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英国に住む義理両親宅にブロードバンドを導入させようと考えている。彼らには子供たちの面倒をみてもらっているために、連絡を密にしなければならない。彼らも安いフライトでしょっちゅうスイスに来たい。情報を得るのも本屋よりもネットの方が数段楽で、安い。それでも、彼らにはどうもその必要性が感じられないようだ。
そう、感じられないのであって、考えられないわけではないのだ。
いや、その利便性などが判らないから、やはり感じられない程度のものかもしれない。
義理両親は73歳と68歳。かなり保守的、且つ質素倹約な生活ぶりで巷の同年代をも驚かす。例えば、シャワーがない。電子レンジがない。台所のクッカー・オーヴンは40年もので、マッチを使う。洗濯機は35年もので、次に壊れたら部品の供給がない。つまり、新品を購入してから消耗部品が壊れるたびに部品を買い足していたことになる。部品代は35年間で3倍に跳ね上がったそうだが、最後に買ったときは5ポンド(1300円くらい)だったそうだ。
こんな両親にどうやってインターネットの利便性を伝えられようか?
これは反語文ですな。
最近のPCはブロードバンド対応しているのに、彼らが使っているのはせいぜいe-mail. それも「読んでくれ」と電話を入れないと開かない。
彼らをネットに目覚めさせる方法はないものか?
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