とりあえずジュネーブをうろうろしてます。
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拙にとって親(ちか)しいスイス人は2名。
一人は親友の奥さんで名前がキングギドラみたいだけどけっこうな美人。15年ほど付き合いのある彼女はドイツ、フランス、イタリア、英語、日本語を話す才女で、30歳くらいまでずっと学生だった。現在はある大学の言語学の教授。
もう一人は何度かこの場面にも登場している。妻叔父のガールフレンドC。
キングギドラは柔軟な思考の持ち主で、ヒトの話をよく聞くし、朗らかで、けっこう面白い。だから、スイス人らしくない、と言われる。
一方、Cとの会話は以下のとおり、
「スイス生活はどう?」
「まあ、乾いているかな。カゼひきやすいし、乾燥肌になる。やっぱ大陸だね」
「ノンノン、ジュネーブはリウマチのヒトに悪いと言われるほど湿度が高いのよ」
「でも、1時間以内にタオルは乾くし、・・英国では一日掛けても乾かないよ。要は比較の問題かな。ここは冬の東京みたいに乾いているよ」
「ノンノン、東京はモンスーンでしょ。シンガポールよりも暑くなって、湿度も高いでしょ」
「それは夏の話。西高東低と言って・・・」
「ノンノン、日本は冬でもウェットよ。私行ったことあるもの。」
「僕は住んでいたことがあるけどね」
なんだろうね。この「張り合う」構造? ヒトの話に聞く耳持たん構造? Cとのやり取りを在ジュネーブの長い人たちに話すと、典型的スイス人だと言われた。
「どういう点が?」と聞くと、「つまらない突っ込みをするところさ」
何故ジョークにもならない、つまらない突っ込みをするのか。やっぱフランス人とも違う。なんだかドイツっぽい。スイスの1/4はフランス語圏だが、文化圏はまた別にあるような気がする。
因みにCとキングギドラは博士課程を終了しているほどの学歴の持ち主。こういう女性がスイスでは一般的だと勝手に思い込んでいたが、そうでもないらしい。スイスの各カントン政府は、女性の社会進出に対してあまり寛容ではないとか、積極的ではないという話も聞く。
実のところ、まだ接点が少ないのでよく判らない。出来るだけ店の店員とも話してみるが、英語の話せない連中はかなり多いからなあ。
拙が現在の英語と同じレベルでフランス語会話出来るようになるとしたら、たぶん4年後。つまり、もうフランス語は不要のとき。学習のモチベーションが上がるかってぇの。仕事忙しくてフランス語なんて・・・。
そうそう、もうひとつ備忘録。今日はジュネーブ・コルナヴァン駅近くのスーパーミグロの建物上階で火事があった。その地下駐車場に車を止めて、和食スーパー宮居で買い物をして戻ると、ビル内の人たちが避難を開始していた。ミグロでも買い物しようとしていたのに、入れそうもないどころか、フランス語で避難勧告のアナウンスが駐車場内に流れる。(こういうときは、正直フランス語を学ぼうかなという邪心が過ぎる)駐車場の出口バーも開場したままになっている。駐車料金払わなくていいの?ラッキーと思いきや、最初の1時間はどーせ無料だった。
火事はボヤで済んだ模様。それにしても火事多いな、ジュネーブ。もう何回も消火活動を見ている。原因はほとんどタバコの火の不始末だそうな。
拙は吸わんもんね。吸うのなら美女の口にしたい。それは異性関係の不始末。お粗末。
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