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新生活のペンディング事項から始まる。
スイスの街Gに移動完了。でも、現居は約3ヶ月間の仮住まい。その間はトラック荷物が来ても、完全な開梱は出来ないので結構不便。それまでは、布団も4人分しかない。子供たちはハーフターム毎に来瑞。今冬、拙宅に5人目が泊まりに来ても凍死覚悟のこと。3月以降は開梱も終えて、体勢が整う筈。…筈。そうなれば、誰が遊びに来ても大丈夫な筈、筈、筈。
以下は今後の
「家の使い方」;電話の使い方、暖房システム、ガレージの鍵穴の問題、インターネット接続対策、冷蔵庫のドアと温度、タンブル・ドライヤの不在(要らないけど、リストに出ている)、食器洗浄器の排水。
特に、インターネットが気になる。家を管理する担当者が注文どおりにやってくれてなかった。現在は電話回線からアナログモデムを引いて使用中。しかし、2台めにはこのモデムのインストールが不可能。なんだ、これ? 1台限定なのか? 他のPCには複数の接続子を要するのか? 今あるモデムのタイプは1台分の端子のみ。一番簡単で、費用の掛からないソリューションは何なのだろう?
同じ電話回線を分配(スプリット)して、もうひとつ別のモデムを使って無線ランも併用したいと考えている。荷物が届けば、PCはさらに増える。2台がケーブル(USB、イーサネット、電話回線)しか使えない機種。他2台はワイヤレスと有線との両方が接続可能。家がだだっ広いのに、電話回線は一つしかないので、ワイヤレスは必至だ。つまり、前者2機種と後者2機種のために、「複数接続のケーブルモデム」と「ワイヤレスモデム」の2つを購入しなければならないのか?
「スイス携帯電話の購入」;連絡用、非常用、受信専用(たぶん)なので最安価で十分。
「スイスからの安い国際電話」;誰か知らない?でも、ブロードバンド契約しちゃったからなあ。
「後続の荷物、フロート生活」;荷物が届くまでの約1ヶ月間は事務所が準備してくれた皿やカットリリー(ナイフ、フォーク)などの生活道具一式を使わせてもらう。と言っても、英人仕様なので、箸、和包丁、味噌汁椀などは自前。昨日は土曜市場でmaigreというスズキに似た魚を買って刺身にして食べた。柳刃でないと皮を引くのが難しい。
「来年の引越」;普通なら1月あまりのフロート生活だが、諸事情によって拙宅は来年早々に引っ越すまでの約3ヶ月間がフロートライフになる。現宅と次宅とのそれぞれの家での電話状況とインターネット状況を考慮すると、やはりワイヤレスと線つきとの併用が望まれる。
そして、140あまりのダンボール箱を開梱する。たぶん、拙一人で。
「地理的位置」;物理的位置は地図で判っても、公共交通の実際などは試してみないことには判らない。で、電車、バス、トラムを使ってみると、日本ほど良くない。8月に視察に来た頃の第一印象と変化なし。自然景観も期待と実際とではかなり異なる。スイスの天気は曇天や花曇が多い気がする。アルプスなどの山脈に囲まれている盆地なだけに、全方位が見渡せることは少ないのかな。
「社会的位置」;国連など、世界機構が物理的にも仕事的にも近い。パーテーも多い。社交的と言われるけど、実のところ国際プロトコルは苦手。でも、商売ネタ。
「ご近所づきあい」;初日に、2軒離れたオーストラリア人のキャロルが挨拶に来てくれた。旦那は英人で、とてもいい奴。拙の仕事にも関係。これはラッキーな出会い。キャロルはIT技術者。これまたラッキー。拙は寿司でも作ってやるか。
「買い物」食材;英国や日本とは食材の種類が異なる。
馬肉あり。英人は拒否反応。
チーズはやたらと種類が多いけど高価。
エメンタルチーズは薄味。日本人向きか?
チェダーの方が格段に旨い気がする。
薪;暖炉があるんだけど、どこで買うの?
テレビ;あまり観ないだろうけど、どんなの買えばいいの?
スイスのテレビは全世界で使えるから、
高価でもここで買うしかない。
でも、デジタル変換っていつからだっけ?
「水泳」;国境の向こう側で公共プールを見つけた。泳ぐ時はフランス。
G市内のフィットネス・クラブにはプールがない。
あっても会員料金が高杉。
「車のコンプライアンス」;メーターをキロ表示に戻して、スイスのナンバープレートをつけなくては。
「スイスのGP登録」;そういう医療システムに入ることを進められている。でも、診察は英語なんだな。
「財布の購入」;スイス・フラン、ユーロ、ポンド、そして円の4つの財布を作るつもり。でも、財布が高価。
「床屋の場所と表現」;これから探す。今週末には行かねば。
そして、「フランス語」
でも、ずっと棲むわけではないから、学ぶモチベーションが湧いてこない。土曜日の朝市に行くと、半分くらいの人たちはフランス語なまりながら英語が話せた。拙の顔は英語に似合わないのだろうか?「なんか普通に英語ですね」とか、「香港チャイニーズですか」と言われた。香港チャイニーズの場合、英国で教育を受けた場合にのみ英人と同じ話し方になる。野太い声と偉そうな発声ゆえかな。でも、録音された自分の英語は、どう聞いても日本人英語。偽フランス語のパロディはタモリ並に得意なんだけどなあ。
そうそう、休み中でもクリックし続けて下さった皆様には感謝します。
「あんまり寂しく感じないな」
「もう、寮で落ちついているからだろ」
「そうだね、居場所があるもんね。昔は移る度に寂しくて、移ってからは不安でしょうがなかった。特に、前の家は大き過ぎて最初の日が怖かった」
息子が始めて明かした引越しの心境であります。
子供心に大きなプレッシャと葛藤を抱えていたのに、
この年までよく頑張ってきたな、と思いました。
息子は2歳で初の引越し、5歳、9歳、そして14歳と4回の引越しを経験しています。
神戸生活初日の彼の言葉は、散々楽しんでおきながら、
I want to go home.
一生忘れられぬコトバです。
2歳上の娘は2歳、4歳、7歳、11歳、そして16歳と5回に達しました。
彼らが2歳、4歳の頃の引越しは英語から日本語への引越しでもありました。
当時、拙は我が子らに英語で話していたのです。
神戸という場所柄、英語を話している親子は珍しくなかったでしょうが、
拙は子供たちが関西弁でも良いから日本語を話して欲しいと願っていました。
そして、半年もしないうちに彼らは神戸弁で、妻とコミュニケを取っていました。
娘は当時の母子の会話が日本語であったことを覚えていないそうです。
当時の彼らの姿が鮮明に思い出されるのは、
その自然なやり取りゆえでありましょう。
妻も関西弁に対して柔軟でした。
それから、11年余りを経た今、
我が家は物理的に離散しています。
「あまり寂しくない」と言った息子、
実は、忘れ物に気付いてテキストを送って来ました。
拙は送り届けました。
お互いに涙はないものの、
会えるととても心潤うものであります。
明日以降は、いつブログを再開できるか。
もし、明日もお目に掛かったら御免なさい。
息子が自チームの試合を観戦したいと言うので、
観て参りました。
前半は押せ押せで、良い所まで行ってました。
もうちょっと相手のスキが見えてくれば、
先行できるかなと思われた開始10分後、
突如パラメディックのお兄さんがピッチの中を走る。
その時、前述のダギー君のお父さんと話し込んでいたので、
あまり詳しい状況は見ていなかった。
なんだか大柄な選手が倒れているなあ、と思っていたら、
皆が口々に、「ああ、今回はオリーだよ」
「今度」というからには、「前回」もあった。
それは息子の怪我のこと。
オリーはこのチームのエースで、牽引車でもある。
トライの数も最多で、息子はその次である。
右ウィングだった息子が怪我をしたために、
オリーはバックスに移動して来たのだった。
フォーワードはスクラムポジション、
バックスは走力でボールを進め、トライするポジション、
体格のいいオリーはオールラウンドプレーヤーなので、
この際得点を確保するにはバックスに回された次第。
そのバックスというポジションは、
左右の翼に位置するだけに、
押し潰されることも少なく、最も安全である筈なのになあ。
オリーが退場した後、
前半で1トライ1キックで敵に点数が入る。
後半は盛り返す気力もなく、負けが込んで来た。
敵チームは全然強くないのに、こちらは凡ミスが重なり、選手たちからは覇気が完全に失せていた。一人の選手の怪我で全員が萎えていた。なんか弱っちい。
それでも、ダギー君のお父さんは言う、
「私もこの学校の寮で11歳から18歳まで育った。その間、ずっとラグビーをやって来たので、何度か怪我をした。でも、怪我する奴は2回でも、3回でもやるもんだ。怪我をするのは大体中心選手だ。それでも、怪我が治るとまたやっちゃうんだよなあ」
ダギーは小柄だが、堅実で、頭脳的なプレーをする。たぶん、このお父さんもそういうプレーヤーだったのだろう。
息子はさらに速いし、鋭い。タックルを掻い潜るスピードもあるし、相手の裏をかくのが上手い。それだけに相手は遮二無二タックルしてくるのだ。
ああ、もう辞めてくれ、こんなスポーツと思ってしまう。いや、格闘技よりも危険だ。あれ、格闘技か?
オリーは息子よりも重症。鎖骨のねじれ骨折で、全治2ヶ月とのこと。運動の復帰は息子よりもさらに先になる見通しで、来春以降。
身体を動かすのが好きな子供たちにはキツイだろうなあ。彼らは将来スポーツで食って行きたいってのに。
先日は息子の誕生日でした。
既に寮生活に入っていることはご周知のこと。
宿題時間後、寮母部屋に寮生が集まって簡単なパーテーが開かれました。
画像のケーキは妻の手製。
14歳でこういうケーキを作ってもらって嬉しいものなのでしょうか。
本当に嬉しいのは友人たちがこうして集ってくれることと、
お目当てのプレゼントでしょう。
これは最新式のアイポッドで、ヘッドフォンになっています。
街中でこんなものを着けていたら、
線が何もついてないので、簡単に盗まれますがな。
夕飯、宿題、ケーキに続いて、誕生日には特別に夜食のテイクアウェイも振舞われます。
息子はドナ・ケバブを注文して、
仲間10名と夜のベンチで食べていました。
それでもスゴイ臭いがしていました。
さて、帰宅しようと裏玄関を出るなり、
階段の下に妙なものが・・・。
中身が常軌を逸したためにここに転がっているのでしょうか?
共学なんだから気をつけてね。
寮生活は息子と娘にとって最高に楽しいようです。