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プールに行って、またモノを盗まれるのも馬鹿げているので、競歩を始めた。
10年間続けた水泳との別れということにもなるのだろうが、たまにはリフレッシュのために信頼できるプールに脚を運ぶつもり。
3年前にソフトボールを始めてから脚力の低下を実感していた。全身運動と言われる水泳だが、それほど全身が鍛えられるわけでもない。クロールでは腹回りは鍛えられないし、バタ足には限界を感じていた。
プールに行けなくなったことを機会に走ることを考えたが、長時間走ると膝がご法度と叫ぶので、短距離を少ししかできない。それでは中年のオジサンには運動にならない。アドレナリンも分泌されないから、気分転換にもならない。
走らずに速く動く運動と言えば、競歩しか思いつかなかった。走る筋肉とは異なるが、競歩は上半身のごつい拙には体全体のバランスを取る最良の運動かもしれない。
腕を大きく振れば、脚のストライドも大きく広がる。膝を伸ばし、且つ足が地面に必ず着地している状態は腰を中心に身体をしなやかに且つリズミカルに躍動させなければならない。
拙宅からちょうど4キロ離れたところにレマン湖の展望場所があるので、そことの往復を目標にしてみた。勾配差はかなりあるので、実際の4キロよりもかなりきつい。膝に問題がある身としては下りのほうがきつい。ゆっくりと「歩く」しかない。
往路は30分、復路は35分掛かった。8キロに1時間5分って、遅くないか。時速8キロ。オリンピック代表選手は時速12キロくらいだそうだから、これを目指すとなると険しいかも。
競歩は生まれて初めてだが、景色がマラソンとも異なる。いつまでも余裕がある。汗は噴出すものの、呼吸は安定しているから、いろいろなものが目に入る。国連周辺で車に乗っている既知に手を振る余裕もある。なんだか楽しい。
明日はもっとスピードを上げようかな。