とりあえずジュネーブをうろうろしてます。
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チーズで有名なグリュイエールの近く、シャトー・ディというところで熱気球ショー。
参加スポンサーの中でも特に目を引いたのがHONDA社。
ロボットのアシモ君をモチーフにしたデザイン。
観衆の注目はホンダの熱気球へ。
あいにく、この日は曇天で青と白のアシモ君はイマイチ目立たない。
2週間行われるこの熱気球大会。アシモ君のデザインは晴天でこそ映える。
海抜が1000m近いところにあり、天候は割合に安定しているので、
と思いきや、この日は曇天ではイマイチ鋭さが出しきれないアシモ君。
下の画像のアシモ君は山の上の教会の方に流されつつ・・・
アシモ君は左側、街の方向に流れる。
同時に今大会のリードをする気球がレース終了後すぐに撤収作業。
どんどん小さくなりつつ、
右側から数名でロープを引っ張り空気抜き。
どんどんちいさくなる。
その間にアシモ君復活!
と思いきや、アシモ君が突如我々の視界から消える。
丘の上の教会ではなく、もうひとつのプロテスタント教会に向かってみると、
なんとホンダチームの車が通りかかり、途中で職員をピックアップ。
教会の敷地内に不時着したアシモ君。
我々が到着すると、続々とヒトが集まる。
やっぱ、皆アシモ君の勇士を見たかったのだろうなあ。
こんなところでどうした、アシモ君。
これ以上の航続は無理ということで、撤収。
萎んでいくアシモ君は手を振っているようにも見えた。
この気球大会。本日は最終日。この2週間の話を聞くと、一番人気の気球はアシモ君だったとのこと。
一番手が込んでいるだけに、そりゃそうだろうな、と。
しかし、2週間毎日飛ばしていれば、傷みも増えていくだろう。
最終日まで持たなかった気球も多かったらしいが、
アシモ君は複雑な形でそのオペレーションも大変だったろうから、
よく保ったと言ってあげたい。
参加しているすべての気球の製作会社はエゲレスのキャメロン社。
ユーロ2008で大噴水ジェッドの上に浮かんだ直径10mのサッカーボールも同社製造。
確か、直前に穴があいて修繕に1000万円掛かったと聞くが、
実際はそんなに払ってないらしい。
気球もいいけど、往復5時間の列車内で本が1冊半読めた。
これは久々のリラックスタイム。
来年もまた来ようかな。
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ヨーロッパでは雪が降らずとも、地面が凍結するので塩を撒く。
塩と言ってもGridと呼ばれる砂混じりの塩なので、
タイヤに踏まれた塩砂塵は車体にこびりつく。
そして、それはかなり汚れて見ゆる。
窓ガラスの視界にも影響する。
寒いけど、仕方なく洗う。
ジュネーブ近辺では洗車機というのはあまり目にしない。
あっても冬季に使うものは少ない。
ブラシに氷柱(つらら)がぶら下がっているのを見て、
車をキレイにしにきたのか、それとも傷つけに来たのか判らなくなる。
一般的にはジェットを使う。
ジェットは氷点下で使っても水だ。
でも、次にジェットをかけるまでの数十秒の間に水滴が固まっていることがある。
そういうのは乾いてもシミになる。
シミは暖かくなってきたら、温水でこすり、ワックスで磨くとある程度消える。
と言っても、決してご婦人は真似しないように。
車は塩分で錆びないようにするために洗うのであって、
ご婦人は心が磨かれていれば、決して錆びることはない。
と、一応言っておく。
土日の洗車は終日混み合っている。
そこで、平日の終業時刻に洗車場に急ぐ。
6時15分着。
まだ、数名しかいなかった。
しかし、6時半には全10箇所がフル稼働で、
行列は30台以上。
やはり、冬の洗車場は戦場。
蔵王でスキーしたのは、1985年ごろ。
その時も19歳で骨折した雪上のトラウマとの闘いだった。
滑ると、皆に上手い上手いと囃し立てられ、
初心者から始めなくては悲哀を感じていた。
それから24年後、
ジュネーブに住むことになっても絶対やるもんか、
と思っていたスキーをやってしまった。
我ら夫婦がスキーに興味ないものだから、
子供たちには、友達との会話では不憫な思いをさせた。
彼らの友達は皆裕福だから、
世界中で一通りのレジャーを経験している。
拙息子は他の英人が経験しない野球が出来る。
でも、そんだけ。
我々もせっかくスイスに住んでいるのだから、
と、かなり重い腰を上げたのは妻の方で、
なぜかフランスのリゾートに日帰りで行って来た。
初心者コースで2時間のトレーニングを受けて、
大した運動もしていないのにクタクタ。
やはり拙の膝と腰には悪い運動だなあ、と再確認。
たぶん、もうやらない。
それにしては、左わき腹が痛いのは何故?
帰宅時の雲海が絶景だった。
久々に身体が疲れたので、まもなく就寝。
蔵王には温泉があったけどなぁ~。