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ミグロと言えば、スイスでの食材や生活物資の買い物処。
MIGROSと書いてミグロと読ませる。ここには酒、タバコ類が売られていない。経営者の方針なんだそうな。そのせいかどうかわからないけど、近くに必ずDenners(デナー)というディスカウントショップが並んでいる。ここで酒、タバコを買うヒトは買うようだ。生活物資も割安だが品質はどうかな。
その品質と言えば、ミグロにも割りと許せる質の自社ブランドを持っている。そういう商品につけられた名前がMBudget、つまりミグロ価格ってやつ。生産方式はかつてのダイエーブランドと同様に、それぞれの生産者のOEMでパッケージだけをミグロ二しているものが多いらしい。
でも、これはどうなんだろう?ビキニの水着が2000円てのはとても安いと思うものの・・・。
下のリンクは右クリックして、別ウィンドウで開いてください。
http://www.mbudget-kult.ch/index.cfm?gMod=shopdetail&kat=2&detailid=37
Mバジェット水着。水泳にはよく行くけど、こんなの着ているヒトをまだ見たことがない。
まあ、カルトショップだから、マニアが買って面白半分に使うんだろう。
例えば、仮装パーティのテーマを「ミグロ」にするとか。
他のMバジェット商品と見比べてみると判ると思うけど、全部こんなデザイン。
緑の地にmigrosとたくさん書かれていて、明らかに安物であることが判る。
正直、着るのに勇気か、おちゃらけ根性が要るよなあ。
英国やヨーロッパでは、ハマチなどの輸入養殖魚の入手はなかなか困難なのだそうだ。
ロンドンで和食レストランの経営に携わるL君が教えてくれた。
輸入するのなら、EUの検疫基準に適合させるため、真空パックされたものになるので、通関にも手間と時間を要するので高価となる。
ジュネーブから毎週行く市場はフランスにある。鮮魚は豊富だが、野生種につけ、養殖種につけ、殆どがフランス国内で水揚げされたものであり、ハマチのような養殖魚はそんなフランスでも入手が困難なことが彼の話で判ってきた。
養殖魚をフランスに輸出するとなるとEU仕様になるので、無理からんことだからそれはよく判るものの、フランス漁船に天然のハマチやブリは引っ掛からないものなのだろうか?
そういえば、フランスの魚市場では安定供給されるものとそうでないものとがある。鮭、舌ビラメ、レマン湖で採れるペルシェなどは養殖ものだからいつも店先に置かれてる。鯵と鰯は種類を違えるものの、なんとか常時置かれている。
一方で、カツオなどの遠距離回遊魚はあったり無かったりする。でも、マグロはある。まあ、カツヲをさばくのは難しいから、人気もあまりないような気がする。いつか天然ハマチにお目にかかることもあるかもしれないが、外道(目的外の魚獲)の場合は値段も安めになるので、魚屋も安めに設定してくるんではないだろか、とひそかに楽しみにしている。
英国のしょぼい魚店と比べ、ジュネーブ近辺にはタラなどが店頭に少ないのは英国人のように何でもバター(てんぷら)で包み、魚の味を損なわせて食べることをフランス人が好まないからだろう。拙もフィッシュ&チップスを美味いと思ったことは一度も無い。ここは良く知られているから、有名だから、と言われて食べてみてもすべてダメだった。美味いわけが無い…のかもしれない。英国人は本当に悪食だ。美味いもんでも一度ダメにしてから口にしたいらしい。英国に美味いものはたくさんあるのに、それらの多くは隠れたままである。隠してしまったのは英国人本人だ。彼らには食を楽しもうという意識が足りない。おいしいものの発掘には、地方のレストランかテレビのセレブシェフに頼るしかないのだろうか。安く美味くするには、情報と自分に頼るしかない。
話が脱線した。
ジュネーブ生活の拙が入手する刺身用魚類のうちでもハマチだけはスイス国内で購入する。いや、たぶんヨーロッパ内ではスイスでしか購入できないのだろう。なぜなら、スイスはEUに参加していないので輸出入の基準がEUとは異なるのだ。
中卸に行くとL君の言葉とは違ったカタチで搬送されてくるのが判る。もちろん真空パックではない。パーシャル冷凍方式とは半冷凍と言えば良いのだろうか。そんなやり方でひとつの発泡スチロール箱に4匹ほど入っている。養殖ものらしく、全部同じ4キロ程度の大きさだ。やはりここはEUとは違う。ハマチはスイスに限る?
スイスの話を書こうと思っていたが、よく考えてみれば、行った先がフランス。
ちょっと脚を伸ばすとすぐにフランスに掛かってしまうので、どうもスイスに集中できない。
土曜日の朝市と言えば、Ferney(フェルネ)
このお兄さんはマカロン屋。かなり美味し。
拙の買い物は主に野菜と魚。
ついでにベトナムの生春巻きを朝食として購入。
肉もウサギ、鴨などゲーム種で新鮮なものがある。
たまに馬肉もあるが、生食に耐えられるものでもないらしい。
去る土曜日はオバ(英人)のために鮭とマグロと鯵を購入。
食卓には買い置きのハマチを添えて、おおゴージャス。
もちろん、酢の物、汁物、サラダの上に炒め物、どうだ参ったかという仕上げ。
美味いものを安く、と言うとこうやって自分流で仕上げることになる。
和食レストランには及ばないながら、なんとかカタチにはなっている。
と言っても、和食に拘るのは週に一度くらい。
他日はチーズとパンを食む毎日。
スイスのパンは繊維質が豊富で実に良いです。
スープに浸して済ませてしまうこともあるくらい。
そんな毎日でも気分転換は必要。以下はThonon-les-Bainsの画像。
ここから東へ50キロほど行くと、皆さん毎日飲んでいるエヴィアンの里。
ゴルフクラブを握るのは何年ぶりだろうか。2002年ごろ、東京で中古のドライバーを1000円で購入して高田馬場にあるゴルフスクールに3回だけ行った後は何もしてない。その前にやったのはゴルフレィンジ、「打ちっ放し」というんですかい?それも1985年ごろのことでたった一回。
今回は義父と息子の趣味に付き合って、ラウンドする前に打ちっ放しへ。3人で150球購入。義父は体力温存のために拙と息子に球を分ける。
拙は何年かぶりにその千円ドライバを握り、一打目はトップでやはり一駄目。あの距離感覚、判んないよ、と泣きそうな気分。次打は刻もうと、バックスウィングを肩以下にして叩くと弾丸ライナーで軽く150ヤード。
「なんだ軽く叩けばいいのか」と思いなおして、バックスウィングを徐々に大きくしていくと5打目に打球は250ヤードを超え、飛距離測定不可。ロンドンに「当たれば飛ぶ造」という知人もいたっけ。
そういえば、リーチが長いと遠心力がつくから力が無くても飛ぶという話を聞いたことがある。力は人並み以上にあり、拙背筋力はたぶん今でも300kgはあるだろう。身長は180cmそこそこだが、両腕を広げると2m近い。息子に言わせると、フォームが良いから飛ぶとのことだが、そんなもん誰にもちゃんと習ったことがない。
え、3回習っただろうって?拙は習い事は大嫌いなので、先生といえどもヒトの言うことなど聞かないであります。そもそも習ったからって、初めて打っていきなり250ヤード超えられるかい。出来るやつは生まれて初めてでも出来るし、出来ないやつは一生出来ない。拙も一生自然科学者にはなれない。とても残念だが、それは来世に任せる。
その後、3人でハーフラウンド。レィンジと違って、目標をいちいち定めなければならない。コントロールが出来ない。まっすぐかシャンクなので、内角打ちで対応。右腕が強すぎるらしい。結局フォームも正しいわけではない。
気づいたことは、他にラウンドしている人々を見るとかなり下手なこと。皆フォームが出来ていない。それでも楽しそうだ。以前、企業ゴルフ対抗というのをオーガナイズしたことがある。そこで聞いたことは日本人とラウンドすると必ず教え魔やサジェスチョン魔がいて、他人のゴルフを批評するらしい。それはそれで楽しいのかもしれないが、耳元で批評されたら楽しくないだろうな。
義父は定年後にゴルフを始めた。力強くないが、小手先がとても器用だ。10mのパットを難なく決める。今日、彼は「すげー」という日本語を覚えた。
拙は逆に小手先が不得手だ。ボールがカップを舐めてばかり。でも、2回ほど10mパットを連続して決めた。まぐれか、集中力か。
14歳の息子は祖父よりも遠くに飛ばせる。それもやはりフォームか。全体的にみて、息子のゴルフはどうも祖父に似ている。今日は息子がパーで1番。義父は+3打。拙は…聞かないで頂きたい。
スイスでは既に2度ほど誘われたが、どうしようかな。ドライバーだけがプロ並みでも素人に勝てないゴルフ、どうやって楽しもうか。飛ばすことだけを楽しみにするってのもある。スイスは遊び場には困らない。