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娘の学年は現在Year6
Year6は2年間続くので、
16~17歳はLower6
17~18歳はUpper6
という学年になる。
なんでそういう構成になるのかは、
英国パブリックスクールの歴史をひも解けば判るかもしれないけど、
拙は知りたくないので、各自調べられたし。
先日はそのLower6の父母を集めて、
2009年以降に大学に進学するまでの経過説明会が行われた。
備忘録代わりにざっと記載すると、
2008年3月に進路相談
3月から9月までが大学訪問
オクス・ブリッジ調査
AS試験受験
UCAS(一般大学)調査6~7月
大学調査及び個人アピール
9~10月大学入学申請
11月~2009年3月 大学からのオファー
2009年3月 Aレベル試験のやり直し
2009年6月 最終試験
16,7歳の3月までに進路を決めなくてはならないけど、進路の変更や成績によって、翌年の3月でAレベル(AS及びA2)の再試験を受けることが出来る、というのがこの国の大学受験制度の利点かなあ、と思う。日本だと、リターンマッチ(リベンジという間違った使い方はしたくない)には浪人などの1年以上を要するけど、英国では17,8歳でも変更が可能。こりゃ、人生を変えるぜ。
「オクスブリッジ調査」というのは、本来はOxbdridge thoghtsという項目で日本語に出来なかった。時期は春頃だが、オクスフォードとケンブリッジという学校は入学に手間を掛けるために早めにいろいろな準備を始めないとならない、ということらしい。
この日、父母から質問も多くて興味深かった。
それについては後日。
毎週、平均で200~300ポンド拾う。
そう言うと、さぞかしリッチだろうと思われるかもしれない。
副収入としてそれだけあれば、
へそくりとしても最高だ。
しかし、不労所得は身に付かないことが習わしであるかのように、
いつの間にか吹っ飛んでしまう。
実は、拾うと言っても、現金をそのまま拾うわけではない。
本当はかなり臭くて、不愉快な話だ。
犬の落し物のことを英語では、wasteとか droppingなど比較的上品なコトバで言うこともあるが、
踏んづけたら、エリバべズ女王でもSHITと言うに違いない。
もちろん試す勇気など無い。
それだけ人を不愉快にさせるものだから、
不作為の人に罰金50ポンドを課すのだ。
しかし、課金の基準がわからない。
ヒト盛辺りで勘定するのか、
ヒト行為辺りで勘定するのか。
昨日、拙宅の側道の芝生には大小の差はあれ、
4箇所に犬の落としものが散逸していた。
これは4名の違反行為者の仕業と考えるのが順当だらふ。
それが200ポンドのおおよその根拠だ。
乾き具合、色、形状、大きさ、内容物からして4頭の犬が落として行ったものと推測される。
側道に駐車しているので、車に近づく時、それは厳重な注意を要する。
下駄箱や玄関の框などがない構造だから、一度踏んだら大惨事である。
だから、拙は二重に重ねたビニル袋で手を覆い、
ヒトくソ、フタクそを丁寧に拾うのだ。
拾うときにしっかりと拾わずに、拙が手から物体を落とすとする。
すると、それは民法上の未必の故意と見做され、
その物体を放置したのは拙の責任となる。
すると、拙が罰金50ポンドを払うことになる。
まあ、それは単なる理論だ。
そんなことはありえないと思われるだろうが、
犬の落し物を拾わない、法律に詳しい飼い主がいれば、そういうアフォーなこともあり得る。
世の中、権利の乱用花盛りである。
犬の落し物を拾う袋も器具も持たない人たちがたくさんいる。
明らかに彼らの不作為である。
そこで、標語を思案中、いや募集中にしようか。
How do you collect your dog's droppings without any bagg?
誰か一緒に英語で考えて欲しい。
選ばれたら英国の名物を進呈しようと思います。
因みに、一度冷凍すると切れてしまうような輪ゴムではありません。
それから、行政にも連絡しました。
「罰金収入をたくさん損しているぞ」 と。
25日はロンドン以北の友人たちに集まってもらった。
正確に言えばシティではなく、ホワイトホールという官公庁街。
オリバー・クロムウェルが当時の国王チャールズ1世を処刑した、現バンケットハウスから約100m離れたところ。
首相官邸のダウニング10から300m離れたところ。
トラファルガー広場から100mのところ。
大蔵省、外務省、防衛省、国会などが並ぶ英国の国政と行政の中心。
と言ったところで、なんの意味もなさない。
バス停Mのまん前と言った方が判りやすい。
あの辺りのパブには国会議員も出入りするので、
採決呼び出しの際に鳴らされるディヴィジョン・ベルが設置されたところも多い。
以前、ベルを見せてもらったが、油と脂に塗れて埃だらけだった。
場末のラーメン屋の換気扇を思い出した。
どちらも店主に掃除する気は無い。
掃除したら音色も変わるのだろうか。
考えてみれば、面識はないけれども、
マイミクになって頂いている方々にまで配慮が及ばなかった。
おまけにメイラーが使えないので、連絡が充分に行き渡らなかった。
許されたし。
妻の職場、旧友、英国野球狂団、仕事関係の方々にはお集まり下すって有り難うございました。
ドリンクスだけでしたが、ホノボノとしたいい時間を過ごさせて頂きました。
ビジネスで繋がる人々に連絡しなければ。
つまり、来れなかった人々とも今後も繋がりが続く。
今度拙がロンドンに戻る時は
みんな集まってくれよ。
たぶん、年内。
福田さんが首相になった。
日本の政治史でも親子が首相になったのは意外にもこれが初めて。
英国では18世紀に大ピット、小ピットと言われる親子が首相になっている。拙の記憶ではその後に親子鷹はいないような気がする。
アメリカはブッシュ親子。
あの親子が支持されるのは七不思議のひとつだ。
拙はメリケン人になれそうもない。
次はクリントンか。
誰が大統領になっても環境に悪そうだ。
歴代の大統領も小ズルイやつらばかりだから、
側近も小ズルイ奴らばかりだ。
日本に居ないので皮膚感覚で情報に接することが出来ず、
各人についてはあまりよく判らないが、
今回の日本の内閣にも、似た者同士が集まっているように見える。
特に、町村氏が官房長官になったのが意外だった。
経歴と言動のレベルとが一致しないことはよくあるものだが、
あの人物の言葉の薄さは何なのだろう???・・・???
官房長官になると、いずれ総理大臣になるのだろうか?
小渕さんが平成オジサンと言われたのも官房長官の頃だった。
町村総理大臣かぁ、
いや、まだ語るには早い。
福田内閣が始まったばかりだ。
まず、FUKUDAの文字で、
英語圏の人々から笑いを取ることから始まるのかな。
でも、日本の総理を覚える英人など皆無だろう。
Happy rice fieldでは報道との乖離がある。
ところで、アナタだけに教えることだが、
もし、総理の名前を聞かれたら、
たぶん、プライミニスター・フキューダーと発音した方がいいだろう。
老婆心ながら、以上。